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割れた器や欠けた器を漆を使って修復する金継ぎに注目!
「モノ継ぎ」継ぎ師:持永かおりさんの思いとは!?

20230521

今回は日本の伝統技法、「金継ぎに注目!

お話を伺ったのは、金継ぎ師で、
美術品 / 器のお直し、
「モノ継ぎ」を主催されている持永かおりさん。

割れた器や欠けた器を漆を使って修復する「金継ぎ」。
日本で古くから伝わる伝統技法ですが、
ここ数年、心をいやす、サステナブルを楽しむという意味で、
注目を集めているそうなんです。

持永さんは、その金継ぎを継承する一人として、
およそ12年前から活動をスタート。
美術大学でガラス工芸と陶芸を学んでいたそうですが、
本格的に金継ぎを手がけるようになったのは、
友人が作ってくれた大切な器を、割ってしまってしまったこと。
その後、東日本大震災の
復興支援に参加したことをキッカケに、
直して、育てる「モノとの付き合い方」に魅了され、
ワレモノ修理プロジェクト『モノ継ぎ』を立ち上げられます。

これまでに、何百個というアイテムを手がけてきた持永さん。
古くから生活にとけこんでいる、日本の漆を使って、
修復作業をおこなっていらっしゃいます。

持永さん曰く、
「漆は生き物、湿度と温度で変わってくるので、
うまく機嫌をとりながら、
向き合っていくのが、むつかしくもあり、楽しくもあリます。」
とも、おっしゃっていました。

一つの器をなおすのにおよそ2ヶ月かかるため
ご依頼から仕上がるまでは、
およそ半年から1年、時間をみてもらえればとのことでした。

ぜひご興味がある方、
持永かおりさんが主催されている「モノ継ぎ」のサイトを
チェックしてみてください!

モノ継ぎ

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