20220812 ONAIR
8月のショートストーリー
主演はWONK・長塚健斗と長澤樹。
今週は『ウシュアイア』。
「日本人?」
「そうだけど」
アルゼンチン南端、フエゴ島に位置する都市で2人は・・・
先日、大学で講義の終わりに、女子学生が寄ってきて「ラジオ聞いてます」と言われた高崎さん。
思いがけないことに、びっくり。それと同時にすごく嬉しかったそうで、
「これがみんなが言ってたやつか」と思ったそうですが、嬉しすぎて仏頂面になってしまったそう。
高崎「後悔してますね。」
ちなみに、その子は高崎さんのファン、というわけではなく、
コロナ禍で疲れ、テレビも情報量多くて疲れてしまったときに、
以前、松岡茉優さんがゲスト出演した回を聞いたときに
「入ってくる情報量が自分に合っていて、リズムが良い」と感じたそうです。
何かを動かしたいと思って作りたいと思っていることもあるけれど、
それは誰か1人に対して作るものではないから、人それぞれのものになる。
ある歌を聞いて泣く人もいれば、そうでない人もいたり、
映画もものすごくいい作品なんだけど、それを見て「なんだこれ」と思う人もいる。
作品は受け取る人がいて完成するけれど、受け取るタイミングも大事。
高崎「そう考えると表現って無限の完成形もある。」
例えば100年前のものも、今の僕らが受け取ると違うものになるもので、
実際、昔の写真家の1枚に感動することもある。
高崎「それは表現のいいところだなあと」
そう考えると売れるとか、ランキングとかは小さなことだと思うという高崎さん。
(でも、売れないと次が作れないので、売れたほうがいいんですけど、とも。)
高崎「売れるが手段で、目的は違うところにある。それがいい表現なのかな。」
昔から「青いこと言ってる」といわれるという高崎さん。自覚はあるそうです(笑)
昔流行った、空き瓶に手紙を入れて海に投げるメッセージボトル。
実は全部の表現にそういうところあるという高崎さん。
高崎さんの作ったメッセージボトルを誰が受け取るかわからない。
でも、海に向かってメッセージボトル投げ続ける。
自分の作ったものの反応は気になるし、エゴサもできるけれど、
ボトルが今どこを漂って、どの砂浜に着いて、3年経過、誰が読んでどうだったたか追跡してもつまらない。
高崎「・・・高崎さんはロマンチックですねって言われるんですけど、たいてい悪口だと思っています。(笑)」
代官山蔦屋書店
人文コンシェルジュ・宮台由美子さんの場合
夏と言えば海。
海辺の散歩はこの季節ならではの特別な楽しみ。波の音、潮の香りをたのしんだり、
裸足で波と追いかけっこしたり、砂浜に寝転がったり。
貝殻探しが定番コース。夢中になって探して気づけば遠くまで行っていたことも。
夢中で拾った貝殻は、洗った後でガラス瓶に入れて、
『子どもと一緒に覚えたい貝殻の名前』という本を開きます。
欠けた貝殻の本当の姿を探して、小さな貝殻の長い旅に思いを巡らせます。