20240726 ONAIR
7月の主演
倉沢杏菜
長澤樹
ショートストーリー
『名前のないもの』
「わたしたちどうして同じひとを好きになったんだろ」
「こんなに性格ちがうのにね」
等身大の2人の物語。

自分では自分の口癖をそんなに強く意識したことないという高崎さんですが、ふいにほかの人の口癖がうつってしまうことがあるそうです。
例えば、よく一緒に仕事してる女性プロデューサーの口癖、「言えてんな」。
高崎「〜までに〜しないとまずいです。いえてんな。〜って美味しいらしいよ〜いえてんな。
って僕がいうとなんかカチンとくるかもですが、彼女はとてもサバサバしたかっこいい女性で、
彼女が使うとなんか愛嬌もあってなんかほぐれるんですよね。
なんかいいなあと思って、そう思っているうちにこっちに伝染して。僕もしょっちゅう使うようになっちゃった。」
それからかなり昔、天才演出家が会議中に「まさにそう」とよく言っていて、それもなんか面白くてうつってしまったことがあるそうです。
高崎「でもそのどちらも僕がいうと、娘とかにそれやめなよと言われたりするんですけど。
口癖ってそうやって伝染していくものかもしれないですね。
どこかにオリジナルはあるんだけど、知らないうちに伝染してて、
自分でも気がつかないうちに自分のものにしちゃってたりして。」
高崎さんと一緒に仕事してる仲間で、「温度感」が口癖の男性がいるそうで、
彼は何か会話してると「それどれくらの温度感ですかね?」と結構な頻度で聞いてきます。
高崎「たとえばあのビルの屋上でどうしても撮影したい。
でも許可がむずかしいと言われているときにいやいやあそこから撮れなかったら意味ないよ、
あそこは絶対だからなんとかしなきゃってこっちがいうとすると、彼は必ず「それどれくらの温度感ですかね?」って。」
それはいったん周囲を冷静にする本当に優れた口癖ではあるのですが、
「絶対は絶対だよ」「絶対っていうのはどのくらいの温度感ですかね」
「いやだからマストだよ」「マストっていうのはマストっていう温度感ですかね」
この不毛な一見意味のない押し引きの会話が実はとてもお互いの歩み寄りのポイントをつくってくる。
それが妥協じゃないのがいい。
高崎「でもあるとき僕が彼に「そのさあ、温度感温度感って言い過ぎじゃない?ちょっと温度感って単語使用禁止ね」って笑いながら言ったことがあって、
昔よくタモリたけしさんまで英語禁止のゴルフってやってて、そのノリなんですけど。
そしたら彼、すごいなあと思ったですけど、温度感って言葉をつかわずに「それどのくらいの肌感ですかね?」ってやってきたんです。
これめちゃ爆笑しちゃって。本人はいたって真剣で、その目の前の問題をどうにかしようと思って頭フル回転でやってるから全然わざとじゃない。
ああ言葉の問題じゃなくてこの押し引きの時間
今週末、8月2日(金)から開催されるこのお祭り。
信夫山の羽黒神社の長さ12メートルもある大わらじ。
その大わらじを神輿みたいにぴょんぴょんさせながら練り歩く。
これをみて笑顔にならないひとはたぶんいない。
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