20241101 ONAIR
11月の主演
渋谷采郁
長澤樹
ショートストーリーは『殺し屋の女』
「なんか姉さん、キャラ変わってない？」
「銃をもつと、女は強くなるのね」
個性的な声が効いています。
「話を盛る」という言葉、今では一般的に使われていますが、
いつから私たちは使うようになったんでしょうか。
高崎「単純にあのひと大袈裟だからとか、そういう感じで話してたし、
極端なやつは嘘だって言ったりしてたけど、
盛るとか盛られてるっていう言い方を自分はしてなかったなあと。」
広告のお仕事をしていると、うまくいった仕事のことや賞をもらった時に
取材を受けたり講演をしたりする機会があるという高崎さん。
高崎「そういうとき僕すこし話盛ってる気がします。」
起きた出来事を時系列で話してたらたぶん退屈だから、圧縮して、編集して、
それで相手が反応しやすいように話していたりするし、もしうけたらそこを強調してしまう。
高崎「嘘じゃないんだけど、盛ってるっていうのかな。」
映画の場合でもそういうことはあるそうで、映画『PERFECT DAYS』をきっかけに、
ヴェンダース監督と世界中をいっしょにまわった高崎さん。
高崎「いろんな取材やトークイベントでちょっとずつ話が変わっていって、
順番がすこしかわって、１年たったらなんか型ができてきて。すごく面白かったですね」
それは「盛る」というよりも「仕上がる」に近いことなのかもしれません。
高崎「だから映画監督のインタビューとか作品に関するコメントとか、
けっこう時系列で追っていくと面白い気がします。初期の答えと、
最後のほうの答えがきっとちがっているものとかたくさんあるんだろうなと思います。」
東北最大級、全長８８０メートルの洞窟のなかを奥まで進むと
神秘としかいいようのない空間が広がる。
今もなお成長しつづける美しい洞窟。
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