ライフスタイルや、働き方がどんどん変化している今。
既存の時間にとらわれないサービスや働き方で、東京の街や人にも変化が起きているはず、という事で「タイムシフト」を掘り下げました。

東京では今、タイムシフトしている、お店が続々誕生しています。

例えば、平日夕方6時からオープンするパン屋さん「good sleep baker」。
焼きたてのパンと、クラフトビールが、仕事帰りに楽しめるお店。

さらには、夜間・早朝の配送サービス「スキャッチ」。
朝の6時から9時まで、夜の9時から12時まで、1時間ごとに時間を指定して荷物を受け取ることが出来るサービス。

そんな中、今回は
飲食店の使われていない時間を“間借り”する
「軒先レストラン」に注目。

空いているスペース、そして時間をマッチングさせることで、お店を貸す側、借りる側にどんなメリットがあるのか、サービスを運営している、軒先株式会社 代表取締役、“スキマハンター”の西浦明子さんにお話伺ってきました。

西浦さんによると「軒先レストラン」には、現在、首都圏を中心に210店舗ほどが登録しているんだとか。インバウンド向けに深夜のバー、ビジネスパーソンのため早朝に朝食を提供したり、働き方改革の影響で、パラレルキャリアを持つ方の夢を叶えるためのきっかけにもなっているそうです。

気軽に始められる飲食業の形態としても広がる「軒先レストラン」。
ユニークなお店も多いんです。

例えば、
渋谷・のんべえ横丁のお店を間借りして、お昼だけオープンしている
ミルクティーの専門店「FAR EAST TEA COMPANY」。

朝8時から夕方4時営業していて、夜はビストロのお店になります。
店長の畠山大さんによると、ミルクティー好きだけではなく、
間借りしているお店のお客さんが流れてくるなど、
間借りならではのメリットもあるんだとか。

気になるメニューはというと…

ミルクティー好きの畠山さんが
200種類以上を試した中から厳選した茶葉を使って開発した2種類のみ。

静岡産の茶葉“べにふうき”のミルクティーと、
静岡産の“深蒸し煎茶”のミルクティーです。
大きなカップで、たっぷり飲むことがで出来ますよ。

▼FAR EAST TEA COMPANY
　住所：東京都渋谷区渋谷1-25-9 ビストロ・ダルブル内
　アクセス：JR山手線「渋谷」駅から徒歩1分
　WEEKDAY 8:00-16:00
　WEEKEND 9:00-16:00

　FAR EAST TEA COMPANY Instagram

様々な形で広がる、タイムシフト。

タイムシフトの代表的な取り組みともいえる朝活を実践する「渋活」の顧問で、複業研究家の西村創一朗さんに詳しく伺いました。

西村さんはもともと夜型。朝型の生活を試してみたところ。効率よくできたところから、朝活を実践する事にしたんだとか。

これまでにとらわれない時間の使い方。いわゆる副業に充てるという人も多いようですが、複業研究家の西村さんによると、これまでの「副業」はいわゆるお小遣い稼ぎ程度、というのが常識でしたが、現在では、スキルアップや誰かの役に立つための「複業」というライフスタイルが増えてきているんだとか。

去年には「モデル就業規則」が改定されて、企業に勤める人でも、副業が原則認められるようにもなりました。この流れが追い風になり、タイムシフトをして自分や誰かのために時間を有効活用する、という動きはさらに広がっていくのでは、という事でした。

タイムシフトによって変わるライフスタイルは実は身近にも広がっています。魅力たっぷりのタイムシフト、今後も目が離せません。

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放送中にかかった曲を実際に聴けて、詳しい解説も読めますので、
是非チェックしてみてください。

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