株式会社 andu amet 代表兼チーフデザイナー
ラグジュアリーなレザーブランド、「andu amet」。
その本拠地は、アフリカのエチオピアです。
世界最高峰と称される羊の皮、
「エチオピアシープスキン」を使った様々な製品を作っています。
そんな鮫島さんが夢見る3年先の未来、そして豊かな暮らしとは。
「誰が使っていた、というファッションの価値基準ではなく
物の後ろにある背景を見つめてくれる世の中になってほしいです。
それが本当の豊かさと思うんです。
すべての自分たちが使っている身の回りのものが
全部が大切なものに囲まれて満たされる暮らし。
ゴールド、ブランドではない暮らしが、豊かに感じます。」
こんばんは。ベトナムのホーチミンから「Pizza 4P’s」の永田悠馬です!
今日の話題は、「ナチュラルワイン」です。
みなさん、ナチュラルワインって、、、聞いたこと、ありますか?
具体的には知らない、という方もいらっしゃると思うので、簡単に、説明します。
ナチュラルワインというのは葡萄の栽培からワインの醸造まで、
可能な限り、人工的なものを入れないようにして作られたワインです。
ブドウの栽培では有機栽培を実践し、自然環境のバランスを壊さない栽培を追求します。
ワインの醸造においても、一般的に使われる「培養酵母」を使うのではなく、
葡萄自体にもともと付着している「土着の酵母」によって、自然な発酵をさせます。
つまり、添加物のはいらない自然のままのワイン、それがナチュラルワインなんですね。
そんなナチュラルワインを、ベトナムでも提供したい!ということで、
ぼくたちPizza 4P’sでも、イタリアのワイナリーから輸入することにしました。
今回輸入したナチュラルワインは、イタリア北部の「ピオッツァーノ」という
小さな村にある〈イル・ヴェイ〉というワイナリーで作られたもの。
輸入したのは、微発砲ワインです。
暑いベトナムでも飲みやすく、ぼくたちのチーズやピザとの相性もバッチリでした。
今までベトナム国内ではナチュラルワインは輸入されていなかったので、
今回、「ベトナム初」となる
「ナチュラルワイン商業輸入」を果たすことができました。
大量生産されたワインと、ナチュラルワインの大きな違い。
それは、生産者がどれだけの手間と想いを込めて畑と向き合っているか、だと思います。
農薬や化学肥料に頼らないことは、決して簡単ではありません。
ちょっとした気候の変化によって、全ての苗木がダメになってしまうリスクもあります。
一本一本の葡萄の苗木と真摯に向き合い、
生産者の愛情をたっぷり受けて醸造されるナチュラルワイン。
想いがたっぷり詰まったワインを飲めることは、素敵だと思いませんか?
みなさんも、ぜひ、一度、ナチュラルワインをトライしてみてくださいね。
ケンブリッジ大学ビジネスサステナビリティ・マネジメントコース修了。2018年にカンボジアからベトナムへ移住。現在は、「Pizza 4P’s」のサステナビリティを担当している。
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。