昨年、日本レコード大賞を受賞したバンド
SEKAI NO OWARIでは、Saoriとして、ピアノ演奏、ライブ演出、作詞、作曲などを担当。
藤崎彩織として文筆活動もおこなっており、2017年に刊行された初の小説『ふたご』は、直木賞の候補にも選出。
4月27日に、水鈴社より出版される最新エッセイ『ざくろちゃん、はじめまして』では、自身が妊娠、出産、育児について体験したことを、包み隠さずに綴っている。
『ざくろちゃん、はじめまして』
世界でも有数のコーヒーの街。
オーストラリアのメルボルンには、個人経営のカフェが多く建ち並んでいます。
カフェがある分だけ毎日、発生してしまうものが、「大量のコーヒーかす」。
一般ごみとして廃棄されるため、結果的に、埋め立て処分されることになるわけですが、「なんとかしたい」と、バリスタのひとりが立ち上がりました。
バリスタの名前は、ニンナ・ラーセンさん。
自分が勤務するカフェで出たコーヒーかすを持ち帰って、d地域のコミュニティガーデンに届けました。
「みんなもやろうよ」と、、、まわりにも回収を呼びかけて、徐々にその輪が広がって、いまでは250以上のカフェや企業と連携する取り組みにまで成長しています。
メルボルンでは初となる「コーヒーかすの回収プロジェクト」、「Reground」。
「一緒に取り組みたい」という企業も増えています。
そこで、「コーヒーかす」だけでなく、カフェでよく使われている「プラスチック袋」の回収も始めました。
ニンナ・ラーセンさんというバリスタひとりの小さな想いから生まれたこのアクション。
共感の輪も、取り組みの内容も、広がっています。
「地球環境を少しでもよくしたい」というプロジェクトが、メルボルンで、人と人をつなげる拠点になりつつあるようです。
最高の一杯は、「捨てない一杯」だ。コーヒーの街・メルボルンで始まった堆肥化プロジェクト
地球は今、人による自然資源の消費が地球生産力を超過する現実に直面しています。
目の前に突き付けられている現実は「解決した方が良い問題」ではなく、「解決しなければ後がない問題」です。
コンセプトは「3年先の生き方を探るエシカルな60分」です。