FUTURISM
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Kazuya Ogawa
Nao Minamisawa
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DATE
2018.01.14
ゲストは、女流棋士の竹俣紅さん。
『人工知能との戦いの先にあるものとは?』
女流棋士の竹俣紅さんをお迎えして、
”棋士たちが繋ぐ将棋の未来” について、お話伺いました。
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FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら
SONG
LIST
Houdini
FOSTER THE PEOPLE
Happy With You
Blackbird Blackbird
The Disappointed
XTC
Black & White
Anya Alexandria
女流棋士の竹俣紅さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<勝敗よりも感想戦>
竹俣さんは早稲田大学に通いながら、将棋を職業とし女流棋戦に挑んでいます。
限られた人の趣味の範疇だった将棋も近年はブーム化し、メディアで話題になることも増えました。
スポーツ観戦のように、指さずに観て楽しむ将棋ファン“観る将”も新たなスタイルに。
一方で、人工知能が人間のプロ棋士を打ち負かし凌駕する流れの中にあり、人間が将棋を指すことの意味を根底から問われているような気がします。
「人工知能が強くなっても、人間ならではの将棋の楽しみ方は残るはずです。棋士のキャラクターにも個性があったり、家族で将棋を指すことで親子のコミュニケーションにもつながります。対局の後の感想戦もその“ならでは”ですね」と語る竹俣さん。
感想戦は、指し手を振り返り、検証することによって最善手を探究する場です。
勝敗を超越した共同作業であり、失敗から学び進化をする機会。
相手と共に成長すること、向上心そのものに価値があるのです。
勝ち負け以上に、深い思考や困難を共有することにこそ人間の営みの面白さを感じます。
将棋の世界だけでなく、仕事や趣味にも感想戦を持ち込み、仲間とあれこれ振り返る。
反省の弁も明日への活力、新たな発見の源です。
人工知能は優劣偏重の世界へと導きがちです。
だからこそ、優劣よりも大事なものがあることを忘れてはならないと思うのです。
勝敗よりも感想戦。
この観点がきっと大事になるはずです。
小川 和也
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