FUTURISM

ON AIR DATE
2018.06.17

ゲストは、西野亮廣さん。

『ビジネスの二刀流で、働き方改革!』

様々なジャンルで活躍する西野さんに
"二刀流の働き方" ”副業”、”働き方改革” についてお話伺いました。


西野亮廣 エンタメ研究所

西野亮廣 ブログ

FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら

SONG LIST

  • Dirty Work
    Austin Mahone
  • RAIN DROPS KEEP FALLING ON MY HEAD Feat. ハナレグミ
    CUBISMO GRAFICO FIVE
  • カタルシスト
    RADWIMPS
  • Ablaze
    School of Seven Bells
西野亮廣さんとの話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<思考が“おっさん”の意見を無視する!>

漫才師、絵本作家、校長、町長。
キングコングとしてお笑いの世界で活躍し、それでは飽き足らずに描いた絵本『えんとつ町のプペル』は35万部を突破するベストセラーに。
ニューヨークで開催した個展は行列ができるほどの盛況。
「肩書きはもう古い」と考え、活動の幅を広げ続ける西野さん。
もはや二刀流どころではありません!

オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」では、ものの作り方や届け方を参加者で共有。
「月額1,000円なんですが、実は会費を払って働いているようなもんです。バーベキューもお金を払って働いているようなものじゃないですか。あれと一緒です。2,000人規模のイベントをやるんですが、300人ほどのスタッフはオンラインサロンから募集し、お金を払って働く。イベントをつくる過程は学べることがたくさんあり、価値があるからです」というのが西野流サロン。

「決めているのはオンラインサロンで集まったお金をオンラインサロンで使って、皆で実験をすること。二刀流になるきっかけにもなっていますね」。
サロンの会費は参加者の体験、学びに還元されていることがポイント。
二刀流を生むエコシステムになっています。

副業を認める会社も徐々に現れ、一つの仕事に縛られない人が増えています。
そもそも、僕は“副業”という表現がダメだと思うんです。
主と副の概念に仕事を置くと、主に使う力は副で削がれ、副は副ゆえに中途半端で手抜きの印象に。
とりあえずではなく、どれも100%全力でやればいい。
そうすれば、副業など存在しないんです。
一方、どれもが中途半端になるのであれば絞った方が良いですね。
大リーグで活躍する大谷翔平選手もこっそり打者をやっているわけではない。
投手との主従がないからこそ、どちらも副業ではなく二刀流なんです。

西野さんが教えてくれた二刀流を実現する鍵は、「おっさんの意見を無視すること!」です。
年齢ではなく、あくまでも考え方のおっさん。
自分の固定概念にとらわれ、理解できないものや新しいことを無下に否定するのがおっさんの定義。

「芸人なのに偉そうに絵本作家なんて…と散々言われました」。
それこそが、西野さんにとって無視すべきおっさんの意見でした。

副業ではなく二刀流、三刀流。
好きなことを遠慮なく。
自分の可能性を制限せずに、思う存分チャレンジしてみませんか!

さて来週は、チームラボ代表の猪子寿之さんと
デジタルアートについて一緒に考えます。猪子さんは何刀流かな!?

小川 和也