FUTURISM
TOP PAGE
MESSAGE
Kazuya Ogawa
Nao Minamisawa
Message
ON AIR
DATE
2018.09.16
ゲストは、ルマン24時間レースを制した、中嶋一貴選手。
ルマン24時間レースを制した、中嶋一貴選手をお迎えして、
「進化を続けるモータースポーツ。その先にあるモノとは?」というテーマで
お話伺いました。
▼
中嶋一貴オフィシャルブログ Powered by Ameba
▼
FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら
SONG
LIST
Paradise
Wild Nothing
Forgotten Love
AURORA
The Trouble with Us
Marcus Marr & Chet Faker
Let's Go Out Tonight
Craig Armstrong
レーシングドライバーの中嶋一貴さんにうかがった話を通じて見つけた、未来を創る鍵。
それは、
<人間力>
世界三大レースといわれる、ル・マン24時間耐久レース。
中嶋さんは、今年の6月、日本車・日本人ドライバーの組合せで初制覇。
2016年には23時間57分30秒までトップを快走。
ところがゴール直前、中嶋選手の「ノーパワー」という無念の無線。
それからの2年間、改善に次ぐ改善を重ね、今回の悲願達成。
自動車を進化させるカーレース。
ハイブリッドシステムをはじめ、レースの技術を市販車に活かす試みが行われており、
ル・マンを走る車も将来市販車に。
「海外ではドライバーが乗らないレースの実現はもうすぐそこまで来ています。
ただ、人間のようにレースにまつわるすべての情報を操るすることは難しいのが現状です。
それだけ、人間の能力というものはすごいと思います。
レース中は、温度、路面の状況、天候、タイヤの減り、車の状態など、
たくさんの情報を処理していてとても複雑です。まだ人間の方がうまく操れる。
これまでの10年の進化を振り返ると、あと10年くらい経つとどうなるかわからないですが」。
人間と技術も、まさにデッドヒート。
未来のカーレースに求められることは何なのか。
「技術の勝負と人間同士の勝負に分かれていくでしょう。
技術が加速的に進歩しても、やはり人間力。技術を磨いているのも人間、
楽しんでもらうために切磋琢磨する選手、チームスタッフ。
たくさんの関係者が力を合わせて結果が出ますから」。
そこにあるのは、本気でレースに向き合う人間ドラマ。
人間力の結晶の場。
ドライバーの感性を人工知能に置き換えることも、相当に難しい。
技術と人間力の掛け算が、自動車の未来を面白くする。
未来のカーレスこそ、人間力を楽しむものになるでしょう。
小川 和也
Tweets by FUTURISM813
ARCHIVE