FUTURISM
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Kazuya Ogawa
Nao Minamisawa
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DATE
2019.01.27
今夜のテーマは、『お金と幸せ』!
1月は、『お金』をクローズアップ。
最終週のテーマは、『お金と幸せ』!
脳科学、経済学、そして文学作品など、様々な視点で分析しました。
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FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら
題材にした書籍は、
直木賞作家の白石一文さんの小説『一億円のさようなら』(徳間書店)。
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詳細はこちら
SONG
LIST
Money On My Mind
Sam Smith
A Tight Ship
DAVID GRAY
Cash Money
The Beautiful Girls
ニムロッド
People In The Box
World On Fire feat. Ashe
Louis The Child
お金は人を幸せにするのでしょうか?
この1ヶ月、お金について様々な観点から考えてきました。
「お金はただの数字。他人が付けた値段ではなく、モノの価値を自分ではかり、
本当にそれが必要なのか、価値に見合うものなのかということを判断するだけのパワーが脳に必要」。
脳科学者の中野さんは、脳科学の観点からお金と脳の関係を紐解き、大きな反響がありました。
エコノミストの飯田さんは、キャッスレス化が推進されている本当の理由と、
決済手段が多様化する中での使いこなし術を指南。
前回は、3年後には発行額で2.2兆円を突破する
と予測される国内のポイントの価値についてお話しました。
お金について考えるシリーズ最後となる今回は、
僕も大好きな直木賞作家の白石一文さんの小説『一億円のさようなら』(徳間書店)を題材に、
お金と幸せについて考えます。
作品の中から印象的な一節を抜粋、南沢奈央さんが朗読!
この作品は、お金というものが、
夫婦、家族、仕事、そして人生を振り回すストーリー。
お金は人の心を乱し、幸せにも不幸にもする。
お金と人間の関係をあぶり出し、われわれにお金とは何かを考えさえてくれる作品です。
第160回芥川賞を受賞した上田岳弘さんの『ニムロッド』は仮想通貨がテーマ。
仮想通貨の登場は、お金とは何なのかを考え直す、
次のサイクルに入り始めたことの示唆であると僕は位置づけています。
言ってみれば、お金はフィクション。
お金は一種の虚構であり、脳の決めごと。
脳がつくり上げている虚構、思い込みだからこそ、振り回されないようにしたい。
なんならば、幸せもフィクション。
現象をどのように受け止めるかは自分の脳次第。
どうせフィクションなのだから、深刻にならなくたっていい。
小川 和也
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