FUTURISM
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Kazuya Ogawa
Nao Minamisawa
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DATE
2019.07.14
ゲストは、JAMSTEC
海洋研究開発機構 川口勝義博士です。
今度の月曜日は、海の日! そこで....
”海の底では、ロボットが活躍中?!”
「深海開発の未来」をテーマにお話伺いました。
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JASTEC 国立研究開発法人 海洋研究開発機構
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JAMSTEC横浜研究所公開「海の日Special Day」
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海の日に晴海で白鳳丸公開「海と日本PROJECT」
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FUTURISM813 (@futurism813) インスタグラムは こちら
SONG
LIST
The Way I Feel
Keane
Lady and Man
Khruangbin
Brief Time
Ghosts Of The Forest
Taboo
Nusrat Fateh Ali Khan and Peter Gabriel
明日は海の日ということで、FUTURISMでも「海」について考えてみました。
「6500メートルに到着するのに2時間半くらいで、
8時間ほど潜っています。長さ10メートルほどに3名程度、ぎゅうぎゅう詰めな感じです」。
6500メートルまで潜ることができる深海調査船「しんかい6500」に乗って、
深海開発の未来を担っているJAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)の川口勝義博士。
「主の目的は地震観測です。海の大きな地震は津波を起こす可能性があるので、
それを事前に分かるようにするため、海の中で地震を測ります。
緊急地震速報自体は気象庁が配信していて、携帯経由でお知らせしたりしますが、
基本的に陸の観測ネットワークを使って運用しています。海の中は観測点が少なかったのですが、
我々が海の中に展開したエリアに関しては、そこから取得したデータを使うことによって、
陸よりも早く計測できます」。
ネットワーク社会を支える海底ケーブル、インフラ構築にもJAMSTECが携わっています。
実は、地震による被害を最小限に食い止めることを目的とした活動でもあります。
「海洋ロボティクスは、海の中で使うロボットの総称です。ロボティクスに取り組んでいる理由は、
無人化、自動化。調査船を増やすことは簡単ではないので、
船以外の方法で調査能力を上げる手段、代替技術と捉えています」
人間の高度な調査は船で、それ以外はロボットが稼働。
深海の中でも人間とロボットの分業が始まり、それによって調査力の向上が期待されています。
危険な作業も、ロボットが人間に代わってくれることで、安全性の観点でも助かります。
深海開発の未来の鍵は「海の可視化」だと、川口さんは考えます。
「“Visible Ocean”という言葉を使っていますが、“見える海”にすることが大事だと考えています。
宇宙開発と違い、深海は見えにくい。海の中を見えるようにすることで、
そこでやる仕事をイメージできるし、技術をこういう風に入れてみたいなというような
夢も膨らむと思うんですね。できる限り海を見える化して、
そこに興味を持つ人を増やしていくことが海の研究開発を加速する大きな力になるんじゃないかと」。
海の中でも先端テクノロジーが活躍し、未来を切りひらこうとしています。
小川 和也
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