FUTURISM

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2019.12.22

2030年。世の中はAIで崩壊してしまうのか?


今夜のゲストは、映画監督の入江悠さん。
テーマは「2030年。世の中はAIで崩壊してしまうのか?」。

来年公開の話題の映画「AI崩壊」に注目!

そのストーリーからみる10年後の未来、
AIと人間が共存する鍵を伺いました!

SONG LIST

  • Kangaru
    Jóhann Jóhannsson
  • Inhale Exhale
    ANNA MEREDITH
  • Crisis
    Jaco Pastorius
  • Hard Twelve (The Payout)
    Beat Assailant
  • 僕らを待つ場所
    AI
来年1月31日公開の映画「AI崩壊」。
AIが生活に必要不可欠となった未来が1本の映画となりました。

国民のあらゆる個人データを管理する医療AI「のぞみ」が暴走し、
生きる価値のない人間を選別して殺戮するという未曽有のパニックを引き起こします。
そんな中、「のぞみ」を開発した大沢たかおさん演じる桐生が
AIを暴走させたテロリストの容疑者と断定され、決死の逃亡劇が始まります。

監督・脚本の入江悠さんは、2030年の日本をこの映画で描きました。
監督自ら人工知能学会に入会したり、専門家の取材を重ね、
10年後というちょっと先の未来をイマジネーション。

10年後の未来、AIと人間が共存する鍵は「人に会いに行くこと」だと入江さんは考えます。

「AI化が進むと自動でやってくれたり、人間がひとりで分断されていくというか。
会って話して得られる情報は意外と多いんですよね。
そこって人工知能が取りこぼすノイズで、そういう情報が人間にとって重要だと思うんです」。

気配、手を握る、抱きしめる。
会いに行かないと得られない何か。
意味があろうとなかろうと、それを求める本能が人間には
インストールされているのではないでしょうか。

小川 和也