FUTURISM
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Kazuya Ogawa
Nao Minamisawa
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DATE
2019.12.29
2019年のインターネットメディアが伝えたこと
今週のゲストにお迎えしたのは、
スマートニュースメディア研究所 所長の瀬尾傑さん。
「2019年のインターネットメディアが伝えたこと」をテーマに、
今年、インターネットメディアで起こった出来事を総括!
フェイクニュース、調査報道、ネットリテラシー、、、
瀬尾さんが注目したニュース、そして、2020年への課題を伺っていきました!
SONG
LIST
Fake News Blues
Foggy City Orphan
Slow
Rumer
Correnteza
Boca Livre
Slow Burn
David Bowie
Deep Blue Dream
Yola
2019年も残すところあとわずか。
今年最後の放送は、インターネットメディアを通じてどんな1年だったのかを振り返りました。
スマートニュースメディア研究所 所長の瀬尾傑さんは、
今年は「スローニュース」に力を入れてきました。
「情報量が増えるとひとつひとつのニュースの価値は落ちるわけですよ。
価値が落ちると、取材にコストをかけたらビジネスとして成立しなくなる。
そうすると、取材はやめておこうかということになる。
そこに危機感を持っていて、“スローニュース”を発信する会社も立ち上げました。
発生したニュースを売るのではなく、発掘する。調査報道という、
時間をかけて専門家が取材し、新しいファクトをファインディングして、ニュースにするんです」。
取材も無しに書かれたニュースが大量に流れ、ファストニュースの中にはフェイクも混在する。
そんなインターネットメディアの課題を解決したいと
瀬尾さんが注力しているのが「スローニュース」です。
2020年のインターネットメディアの鍵は「自由と責任」であると考える瀬尾さん。
「メディアだけではなく個人にも言えることなんですね。
インターネットメディアの空間は、みんなが自由に発信できるというのが素晴らしいことです。
発信する側にも社会的責任があることを意識することが重要です。
フェイクニュースを善良な方が拡散してしまうこともある。
いくら善意でも嘘を拡散してしまうことで、
人を傷つけたり、責任が発生してしまうことがあります」。
自由だからこそ生じる責任。
それをひとりひとりが認識することは、
2020年にインターネットメディアが進化するためには欠かせません。
未来をつくる鍵を一緒に探していただいたリスナー、
ゲストのみなさん、今年もありがとうございました。
2020年が、みなさんにとって素晴らしい“ちょっと先の未来”となりますように。
良いお年をお迎えください!
小川 和也
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