FUTURISM

ON AIR DATE
2020.03.22

30年後のライフスタイル

今週のゲストは、ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰 齋藤精一さん

テーマは「30年後のライフスタイル」。

人工知能、5G、パーソナルモビリティロボット、、、
30年後、私たちの生活はどう変わるのか?

東京の街の変化、未来のライフスタイルについて伺いました!

Rhizomatiks Architecture

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【ー番組からお知らせー】
番組内でもお知らせしましたが、
来週の放送で当番組 FUTURISMは最終回を迎えることになりました。

番組開始から3年間、
さまざまなゲストをお迎えして“未来への鍵“を探ってきました。


そして最終回となる、
来週3月29日放送はラジオの前のアナタが主役です!

メッセージテーマは「あなたが未来に欲しいもの」。

未来にこれが欲しい!これがあったら便利! こんなのがあったらいいな! などなど
あなたが未来に欲しいものを是非お寄せください!

番組ホームページのメッセージフォーム、またはコチラから!

SONG LIST

  • Sombre Reptiles
    Brian Eno
  • Rumors About Paradisaeidae
    Metome,Uratomoe,Speedometer.
  • J.S.Bach "The Goldberg Variations"
    Glenn Gould
  • Easy Read
    Trashcan Sinatra
  • The Great Gig In The Sky
    Pink Floyd
30年後の未来。
みなさんは、どのような世界、生活を想像しますか?

スマートフォン、人工知能やロボットなど、
この10年だけでも大きな転換点となるテクノロジーが次々と日常化しました。

さらにこれから30年後となると、加速が加速を生み、
まだ見ぬ新しいテクノロジーが未来に大きなインパクトをもたらしていることでしょう。

日本の人口は約9500万人に減る一方で、世界の人口は20億人増え約97億人。
寿命は150歳に…などと予測する専門家もいますが、テクノロジーはさることながら、
我々が住む地球環境、人類の生態系自体も激変しているはずです。

その中で、そもそも進化とは何か、
どこに向かって進化するのかについて再考すべき時ではないでしょうか。

「人新世(アントロポセン)で、新しい地層ができ、今までのセオリーが通じない世界になっている。
遅いものが速くなったり、ベターになることが進化のようですが、
新しいレイヤーを乗せるということが進化なのかなと。
携帯電話が小さくなりすぎると少し大きくなるような現象も、退化のようなんですが、実は進化で」。

ライゾマティクス・アーキテクチャー主宰の齋藤精一さんは、進化の定義について、そう考えます。

今までの常識が通用しない、予測不能な世の中。
アントロポセンで地層を重ねるうちに、進化や未来の定義も変わる。

人類が地球の生態系や気候に大きな影響を与えるようになり、
エゴ全開のまま2050年を良い状態で迎えられるとは思えません。

存在してしまっている我々としては、この星で何をして、どのように未来をつくるのか。

「2050年までの流れは、人間が奪われそうになった時に
人間を取り戻そうとするバネみたいに反動を繰り返すんじゃないでしょうか」。

30年後、2050年の未来へのプロセスを齋藤さんはそう捉えます。
だからこそ、

「人」

がその鍵であると。

さて、FUTURISMは来週が最終回。
最終回となる来週は、リスナーのみなさんに「あなたが未来に欲しいもの」をお聞きします。
ぜひメールでお寄せください!

小川 和也