JUNE 16 2017
格差恋愛映画 「おとなの恋の測り方」
今日のテーマは・・・「格差恋愛映画」です!
●ダゲビサさんからは「アラジン」
「『アラジンとジャスミン王女。ハッピーエンドが嬉しいディズニー作品。これも美女と野獣のように実写版が観たいです。』、ホント俺も見たいんだよね。カーペットで空を飛んでいる作品なんて、絶対に綺麗に実写版でできるじゃないですか!」(部長)
●きりんこさんからは「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」
「『ハリウッドスターのグレース・ケリーにとっても外国の王室の妃となるのは、それはそれは大変な心労があった事でしょう。妻として公妃として国の危機を救うべく奮闘するグレースをニコール・キッドマンが美しく気高く熱演!』、はい。ようはグレース・ケリーのあの美しさを誰がマネできるかという事につきたんです。ニコール・キッドマン、こんなに綺麗だったかと改めて思いました。」(部長)
●コロンボさんからは「鑑定士と顔のない依頼人 (2013)」
「『主人公の天才鑑定士が、年の離れた若くて美しい謎の依頼人に徐々に惹かれていきます。しかし、その結末は意外な方向へと向かうのです!』、ご覧になった方はその通りだと思われたでしょう。私もびっくりしましたが、あの親父にはあまり感情移入できませんでしたね。」(部長)
●ノッティングヒルの恋人」には、ジェイさん、パールさん、さすらいのギター弾きさん他多数から!
今週も、たくさんのご参加ありがとうございました!!
そして、今回部長が選んだ「格差恋愛映画」はなのはなさん他多数があげてくれた、「おとなの恋の測り方」です!!
「恋愛って、みなさん何が一致すれば成立すると思いますか?まず容姿、性格、下世話の言い方をすればお金、その他、知性、ユーモア、社会的地位もありますよね。色んなモノで恋愛は成り立っていくんでしょう。だけど、これこれこういう理由で、ここが好きだからという話だった場合は、それが違うんじゃないと思った時って、スッと冷めたりするんじゃないのと、いうのが私の持論なんですよ。好きになったら好きになるんです。理屈じゃない!そういう事なんです。嫌いだなと思っていた人が、いつのまにか好きになっちゃったとか、フッとした瞬間に好きになってしまうということありますよね。
敏腕弁護士の女性、主人公の一人です。超美人、ヴィルジニー・エフィラが演じています。彼女は女ったらしの夫と離婚して3年になるのですが、その元夫と弁護士事務所は同じ、ただケンカばかりしている。そんな時に電話が1本入ってくる、『携帯電話を忘れたでしょう、あなた?』と・・・とても口が上手くて、ぜひ会ってから携帯を渡したいと言われます。普通行く?そこは上手いんですよ、その彼には知性もユーモアもある。会いました、そしたらびっくりするくらい自分より背が低い男性だった。どうする?と。その男性を演じているのは、『アーティスト』でフランス人俳優として初めてアカデミー賞主演男優賞を受賞したジャン・デュジャルダンです。この人は背は低くないのですが、様々な手を使ってそうとしか見えない。一体この二人はどうなっていくのか・・・よくある話といえばよくある話ですが、上手いんですよこれが!」(部長)
映画「おとなの恋の測り方」は6月17日(土)公開です。
そして、この番組と連動した映画のコラムも毎週アップしていきます。今回は、「ジーサンズ はじめての強盗」について書いています。3人のじーさん、超名優をそろえていますからね、コラムもぜひ読んで下さい!
さて、次回は「好きなゾンビ映画」をテーマにコメントを募集します!
みなさんのご参加、書き込みお待ちしています!!
おとなの恋の測り方
夫と離婚して3年が経つ弁護士のディアーヌ。元夫とは弁護士事務所が一緒でいつもケンカばかりしていた。そんな時、建築家のアレクサンドルという男から電話がかかってくる。レストランに忘れた携帯電話を拾ったので渡したいというのだが、知的でユーモアあふれる口調にときめきを覚える。ディアーヌは彼と会う約束をし久しぶりに胸を躍らせるのですが、目の前に現れたのは自分よりもずっと身長が低い男性だった…
6月17日(土)より、新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:ローラン・ティラール
脚本:ローラン・ティラール&グレゴワール・ヴィニュロン
出演:ジャン・デュジャルダン、ヴィルジニー・エフィラ
原題:UN HOMME À LA HAUTEUR/98分/シネスコ/フランス語/日本語字幕:加藤リツ子配給:松竹
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
公式サイト:http://otonanokoi.jp/
(C)2016 - VVZ PRODUCTION – GAUMONT - M6 FILMS
大倉眞一郎 おおくらしんいちろう
1957年熊本生まれ。
80年慶應義塾大学文学部東洋史学科卒業。大学では印度哲学を独学。同年、広告代理店電通に就職。88年J-WAVE開局に関与。その後97年までロンドン駐在の後、電通退社。同年10月からアジア各地をカメラ片手に旅して回る。その後、広告会社「タイノス」を設立。ユニクロのすべての広告活動を手がける。2007年9月タイノスを解散。再びアジアをプラプラすることになる。ヨーロッパ勤務中に身につけた世界市民的視野に期待。2003年09月に木楽舎より写真旅行記「漂漂」を出版。怒れるオヤジと称されるが、その語り口はソフトで定評がある。