J-me CINEMA CIRCLEの部員のみなさんと一緒に創るシネマプログラム

CINEMA CIRCLE

May. 26 2017

大好きな女優は誰ですか?代表作を教えて!

「20センチュリー・ウーマン」

今日のテーマは・・・「大好きな女優は誰ですか?代表作を教えて!」です!

●ケイトさんから頂いたのは「わたしを離さないで」
「キャリー・マリガンきた!『勝手に代表3部作、その参。キャリー・マリガンとキーラ・ナイトレイの二者択一という幸せこの上ない至福の選択に頭を悩ます。というのがこの映画の正しい見方です。(嘘です。)』と書いてありますけど、本当でしょう。悩む人もいるでしょうから・・・」(部長)

●ブラッキーマウスさんから頂いたのは「小さいおうち」
「きた!黒木華さん。スタッフが絶対に黒木華さん呼びますからって言っていたのに実現していないんです。『ベルリンの銀熊賞を受賞しました。天性のあの瞳は唯一無二だと思います。英語をしっかり身に付けて、世界を舞台に活躍してほしいです。』まったく同感です。」(部長)

●ネロさんから頂いたのは「チョコレート・ファイター」
「タイ映画ですね。『強く可愛い ( ´-`) ジージャー・ヤーニンと・・・・・・言葉のいらない世界へ・・・♪』ということです。めちゃくちゃ強いんですよジージャー・ヤーニン。この頃はまだ若かった。最近あまり見ないですね、どうしているのでしょう?」(部長)

●「レオン」のナタリー・ポートマンをあげてくれたのは、ピヨさん、ジェイさん、はちみつさん他多数!
●「ラ・ブーム」のソフィー・マルソーをあげてくれたのは、ボニーちゃん、ヘイゾウさん、トキワヤさん他多数!
●「あん」の樹木希林さんをあげてくれたのは、ミータンさん、えりまさん、963♪他多数!

今週も、たくさんのご参加ありがとうございました!!

そして、今回部長が選んだ「大好きな女優は誰ですか?代表作を教えて!」は「20センチュリー・ウーマン」です!!

「この映画はすごいんです!エル・ファニング、それから、アネット・ベニング、そしてグレタ・ガーウィグ、この3人が出てくる。めずらしくない?実は一番好きなのはアネット・ベニングです。彼女がスクリーンに現れるだけでホッとする。顔が好きなんですよね。若い頃はもっともっと綺麗だったのですが、歳を重ねて安心する顔。それから、エル・ファニング。この方を見るとハッとする、人生一からやり直せたらいいよなって思う。それからグレタ・ガーウィグ。ドキッとします、一緒にカラオケ歌いたい。
この『20センチュリー・ウーマン』の監督は、『人生はビギナーズ』で自分のゲイの父親をモデルに描いたマイク・ミルズです。今回は、自分の母親をテーマにした映画です。珍しいですよね、父親と母親。この『20センチュリー・ウーマン』で、アカデミー賞で脚本賞にノミネートされました。
舞台は、1970年代のカルフォルニア州サンタバーバラ。アネット・ベニングは、自由奔放なシングルマザー。15歳思春期の息子をどうやってあつかっていいのかわからない。ルームシェアで部屋を貸している写真家と近所に暮らす幼なじみに、息子を助けてやってほしいと相談するのですが・・・でも、相談されたいとは息子は思っていない、幼なじみのエル・ファニングとは、もっともっと色んな意味で近しくなりたいと思っているし、うまくやっているつもりなんですが、母親に言われて『なんだよ!』となる。母親と子どもの映画、男と女の映画、男の子と女の子の映画です。5人主要な登場人物がいて、誰が主役かは言いにくい。重層的な構造になっている、でも重くはなっていない。軽やかで真剣な映画です。」(部長)

映画「20センチュリー・ウーマン」は6月3日(土)公開です。

そして、この番組と連動した映画のコラムも毎週アップしていきます。今回は、「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」について書いています。これドキュメンタリーです。こんな職業があったの、こういう人たちが映画の世界で話題にならないのが不思議です。コラムもぜひ読んで下さい!

さて、次回は「ダンスに魅了された作品」をテーマにコメントを募集します!
ミュージカル、ドラマ、ドキュメンタリーなんでもありです。
みなさんのご参加、書き込みお待ちしています!!

20センチュリー・ウーマン

思春期の一人息子ジェイミーを育てるシングルマザーのドロシアは、どう育てていいのか悩んでいた。そこで、ルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに、ジェイミーの成長を助けてやってほしいとお願いするのですが・・・
母を、アネット・ベニング。息子を新人の美少年、ルーカス・ジェイド・ズマン。息子の魔性過ぎる幼馴染をエル・ファニングが演じている。監督は、「人生はビギナーズ」のマイク・ミルズ。

6月3日(土)丸の内ピカデリー/新宿ピカデリーほか全国公開
配給:ロングライド
公式サイト:www.20cw.net
(C)2016 MODERN PEOPLE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

大倉眞一郎 おおくらしんいちろう

1957年熊本生まれ。80年慶應義塾大学文学部東洋史学科卒業。大学では印度哲学を独学。同年、広告代理店電通に就職。88年J-WAVE開局に関与。その後97年までロンドン駐在の後、電通退社。同年10月からアジア各地をカメラ片手に旅して回る。その後、広告会社「タイノス」を設立。ユニクロのすべての広告活動を手がける。2007年9月タイノスを解散。再びアジアをプラプラすることになる。ヨーロッパ勤務中に身につけた世界市民的視野に期待。2003年09月に木楽舎より写真旅行記「漂漂」を出版。怒れるオヤジと称されるが、その語り口はソフトで定評がある。

J-me Cinema Circle

バックナンバーはこちらから