July 06 2018
サッシャさん PART1
クルマ、ドライブにまつわるライフスタイルを提案していくコーナー『BMW Tokyo DRIVING DAYS』
毎回、クルマ、ドライブのエキスパートが登場して、その楽しさを伝えてくれます。
今週はJ-WAVE『STEP ONE』のナビゲーターとしてもおなじみで、SUPER GTのレース実況もこなすクルマ好きのドイツ人、『サッシャ』さんが車の魅力についてお話しくださいました。
◆アウトバーンのサービスエリア事情
ドイツ出身のサッシャさん曰く、「ドイツの車メーカーは個性が際立っている」とのこと。その中でもBMWは運転が好きな人が選ぶメーカーで、ブランドイメージも高いそうです。
ドイツ人にとって、車は移動するための道具だけではなく、どの車に乗るかという選択が「自分を表す名刺のようなもの」だとか。さらにサッシャさん曰く、ドイツ人は移動するということに関して野心的な一面もあるのだそう。それは、一部分は規制されていますが、速度制限なしで走ることができる高速道路、アウトバーンに代表されています。「元々、狩猟民族だったドイツ人のゲルマン魂なのかも?」と予想してくれました。
サッシャさんがオススメするのは、アウトバーンのサービスエリア。日本の影響からか、最近ではメニューが少しずつ豪華になってきているそうで、シュニッツェルやジャーマンポテト、フライドポテトなど、ドイツならではの料理が販売されているそう。「環状線沿いのラーメン屋のように、全部美味しいんです!ハズレがない!」と絶賛。特にお気に入りなのは「アイス」で、糖分によって頭がすっきりし、またドライブに集中できるんだそうです。
◆道が車を作る
「ドイツは巡航速度が世界で一番速いんです」とサッシャさん。制限されている場所でも、制限速度は130km。一般道はメリハリが効いていて、子供がいる可能性がある住宅地では20~30km、街中は50km、幹線道路は70km、国道は100kmなのだとか。走るスピードが速いのにも関わらず、運転のストレスが少ないのは、道が広く、車が楽しめる道路になっているから。「楽しめる道があるからこそ、楽しい車ができあがるんです」と仰っていました。
さらに今回は、サッシャさんからオススメドライブスポットをお聞きしました。一つ目は、北ドイツの道。そこには一直線の道が広がっており、森の中はひんやりしていて、窓を開けると乾燥した気持ち良い風と、森林の香りがしてくるので、夏のドライブにオススメなんだそうです。
二つ目は南ドイツの道。南にはアルプス山脈が広がっており、まるでハイジの世界観のような丘陵地や、ワインディングロードでのドライブが楽しめます。
「一直線の道がいつまでも見える北ドイツの道と、カーブを曲がるたびに新しい景色が見える南ドイツの道、どちらも味わって欲しいです!」とオススメしてくれました。