July 27 2018
河口まなぶさん PART2
クルマ、ドライブにまつわるライフスタイルを提案していくコーナー『BMW Tokyo DRIVING DAYS』
毎回、クルマ、ドライブのエキスパートが登場して、その楽しさを伝えてくれます。
今週も、この番組でもおなじみの自動車評論家の河口まなぶさんが登場です。
今回はスポーツ走行について教えていただきました。
◆先を予測して運転することが大事
「車は、走らせ方によってぜんぜん違うものになるんです」と河口さん。スポーツ走行と聞くと、一般的には激しい運転を想像しますが、実は、いかに車を「綺麗に」「丁寧に」動かしてあげられるかが肝なんだそうです。
サーキットに行かずとも、普段の運転の中にスポーツ走行に繋がるようなポイントが隠れています。例えば信号が赤で止まる時に、停止線に止まる寸前にブレーキペダルから少しだけ離すこと。そうすると車がガクンと止まらずに綺麗に止まります。また、カーブを曲がる時に大事なのは、ハンドルを切り始めるタイミング。カーブを曲がる寸前でハンドルを切るのでは遅く、車がグラッと動いてしまいます。運転が上手な人は、目の前にカーブが来ているのを察知して、事前にハンドルを切るのだとか。そうするとカーブを曲がるための車の準備が整い、非常に滑らかに動くのだそうです。「先を予測して運転することが大事なんです」と教えてくれました。
◆アスファルトの粒まで感じるタイヤの感覚
日本では、袖ヶ浦フォレストレースウェイや筑波サーキット、富士スピードウェイなどのサーキットで、スポーツドライビングを楽しむことができます。「BMWのMモデルは、サーキットで走ってこそ真価を発揮するんです!」と河口さん。特にエンジンが気持ちよく、右足とエンジンが直結しているような感覚になるのだとか。さらに、後輪駆動というレイアウトによって、路面のアスファルトの粒までわかるようなタイヤの感覚を楽しむことができるのだそうです。
Mモデルはまさにスポーツドライビングに相応しいモデルとのことですが、実はノーマルのBMWも走りに優れています。コンパクトな車でも、サーキットで走らせてみると驚くような性能を感じるそう。BMWには『駆けぬける歓び』というキャッチコピーがあるようにまさに走ることを重要視しているブランド。「身のこなしを車にも反映して、さらにかっこよく見せてあげましょう!」と教えてくれました。