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BMW Tokyo DRIVING DAYS

Aug. 03 2018

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馬場康夫さん PART1

クルマ、ドライブにまつわるライフスタイルを提案していくコーナー『BMW Tokyo DRIVING DAYS』
毎回、クルマ、ドライブのエキスパートが登場して、その楽しさを伝えてくれます。

今週は80‘sに欠かせない方!『私をスキーに連れてって』や『波の数だけ抱きしめて』などの映画を制作し、数々の若者文化を生み出してきた『ホイチョイ・プロダクションズ』の代表取締役社長・馬場康夫さんに80年代のクルマ文化についてお話しいただきました。

◆サーフィンブームと車の関係
友人に薦められて、MINI CONVERTIBLEに10年乗っていたことがあるという馬場さん。今まで乗った車の中で、一番長い期間だそうです。「4人も乗れるコンバーチブルはそうそうないですよね!」と魅力を語る馬場さん。特にオープンカーにして走っている瞬間がたまらなく好きなんだとか。
70年代にベトナム戦争から帰ってきたアメリカ人達が作った新しいスポーツ文化で一番最初に日本に紹介されたものがテニス、その次に紹介されたものがサーフィンでした。サーフィンをするために車が必要になり、車の上にボードを載せてドライブする文化が流行したのだそうです。
その後、「車を持ってどんなことをして遊んでいるか」ということが格好良さの価値基準になり、「80年代初めから半ばにかけて、車でサーフィンやスキーにいく文化が根付いたんです」と教えてくれました。

◆80年代のドライブテクニック
当時はスキーシーズンになると、20~30kmの渋滞が起こることもしばしば。まだGPSがなかったので、裏道を知っていたり、アマチュア無線で地元の人に抜け道を聞くということがドライブのテクニックとしてあったそう。
「バブルと違って、1980年代半ばのスキーやサーフィン、そして車のブームは女の子を口説くための趣味ではなかったんです」と馬場さん。その後、カップルカルチャーやデート商品に企業がお金をかけ価値観が変わっていくのですが、当時は雑誌「ポパイ」を中心として、あまり女の子の話題が出てこず、男同士で楽しむ純粋な遊びとして紹介されていたそうです。