クルマ、ドライブにまつわるライフスタイルを提案していくコーナー『BMW Tokyo DRIVING DAYS』
毎回、クルマ、ドライブのエキスパートが登場して、その楽しさを伝えてくれます。
今週もシンガーソングライターの土岐麻子さんがご登場。
車の中でできた曲や印象的だったドライブについて伺いました。
◆ドライブがきっかけで生まれた楽曲
土岐麻子さんの楽曲「東京ドライブ」がうまれたきっかけはドライブをしていた時だったそうです。
また日常的にあの交差点はどこに繋がっているのかなどを考えながら地図で調べている土岐麻子さん。地図で調べて渋谷区をドライブする歌詞を考えていて、実際にその歌詞を書き上げたくらいの時に車に乗っている友人に偶然出会い、そのまま一緒にその歌詞にでてくる道順でドライブをしたそうです。
「東京ドライブ」の中に天現寺橋の交差点や表参道の交差点などの地名が出てきます。土岐麻子さんにとって天現寺橋はあまり馴染みがない場所なのだそうですが、ここからどこか遠くに行こうという雰囲気を感じる場所なんだとか。大きい交差点や三叉路や分岐点にはロマンがあるそうです。学生時代に表参道の交差点を歩いていたそうで、大人になってその場所をドライブしていると当時とは違う視点で自分が見えるとおっしゃっていたのが印象的でした。
◆国道134号線の夕方ドライブ
土岐麻子さんが印象的だったドライブは江ノ島や鎌倉から都内に帰る時に走る国道134号線だそうです。134号線は夕方になると驚くほど渋滞で車が進まないんだそうです。一向に進まないけれど車内から見た夕日はあっという間沈んで夜になり、夕日が沈むのをずっと車内から見て「進まないね」って会話をしているのがとても贅沢で、車ならではの体験だなと話してくれました。
今、土岐麻子さんがドライブしてみたい場所について伺うと「アメリカ」と答えてくださいました。映画に出てくるような広大なんだけどなにもない一本道を走ってみたいそうで、そこを走りながら途中ポツンと出てくるダイナーでコーヒーを飲みたいそうです。