『GQ JAPAN』編集長 鈴木正文さん PART1
クルマ、ドライブにまつわるライフスタイルを提案していくコーナー『BMW Tokyo DRIVING DAYS』
毎回、クルマ、ドライブのエキスパートが登場して、その楽しさを伝えてくれます。
今週はメンズファッションや、時計、クルマなどの最新情報を提案している雑誌『GQ JAPAN』の編集長、鈴木正文さんが登場!
車選びの秘訣についてお話していただきました。
◆どこかに矛盾があったほうが魅力的
3台の車を持つ鈴木さん。そのうちの1台はBMWのMINI John Cooper Works Clubmanという高性能なモデル。他の2台は少し古い車だそうですが、「そういう車には、かしこまって乗るというよりは、無造作に乗りたいですよね。たとえば、世界で一番格好良い革靴にデニムを合わると、どこか矛盾があってかっこいいんです。」と、鈴木さんなりの美学を教えてくださいました。
車は自分に似合っていることが大事、と鈴木さん。以前、パイプや葉巻を吸う時、どう選んだらいいのかを自動車評論家の徳大寺有恒さんに尋ねたところ、「鏡を見て、自分に似合ってると思うものが一番なんです」と教えてもらったことがあるそう。
車選びでも同じで、自分にぴったり似合っているものや、持っているとかっこいいと思えるのがいいですよ、と教えてくださいました。
◆男はスポーツカーから考えろ!
車選びをする際、機能的な側面も大事ですが、「男はスポーツカーから考えろ!」というのが鈴木さんの持論。鈴木さんは、肉体的、身体的に強いだけではなく、精神性もフェアな方をスポーツマンと呼んでいるそうで、そういった心を持つためにもスポーツカーに乗ることを推奨していました。さらに、「自動運転の技術が進んでいる今、運転がシビアなスポーツカーに、体や頭を使って乗りこなすというのがかっこいいですよね」とのこと。
特に、女性がスポーツカーに乗る姿はかっこよく見えるそうで、鈴木さんのお知り合いにも、小柄な女性が12cmのピンヒールを履いたまま、マニュアル運転でMINIをドライブしたり、オープンカーを乗りこなしている方がいるそうで、「一瞬のために命をかけている姿は、魅力的ですよね」とスポーツカーに乗る女性の魅力を語って下さいました。