お店を続けるか、次の一歩か
R.N.ちゃい(29歳・女性)
私は今、自分がやっているお店を続けるかどうかでとても悩んでいます。
私のお店は基本的に予約制のご飯屋さんで、週末のみ間借りで営業しています。最近、5周年を迎えました。このお店を通して、たくさんの出会いや再会があり、そのすべてが私にとって本当にかけがえのないもので、それを思うだけで本当にありがたいなぁと泣きそうになります。でも、年々、集客に毎週のように悩むようになってきました。特にこの2年間はずっと悩みながら過ごしてきました。
集客がうまくいかないと、自分の大事なお店や自分自身が必要とされていない気がして、毎週のように精神的にダメージを受けるようになってしまいました。
お店でごはんを食べたお客さんがすごく嬉しそうな顔をしてくれると、人に喜んでもらえる場所を持てていることは本当に貴重だと感じて、その時は私もとってもしあわせです。ただ、30歳になる年で、このままの状態で今後ずっと続けるのは考えにくいなと感じるようになってしまいました。
やめるということは、つらい気持ちから逃げているような気もして、自分が弱いんじゃないかとも思ってしまいます。私が本来やりたいことは「がんばっている人、一生懸命生きている人を元気にすること」なので、それができる一本太い軸を持っていきたいです。料理の仕事は肉体労働でもあるので、大人数に料理を提供するということから少し離れて、気持ちを届ける方法を考えてもいいかなと思っています。
元気になるような発信をしていくことを仕事にできたら、直接会えないどこか遠くにいる人にも力を届けられるんじゃないかなと思ったりします。もちろん、その道はと~〜〜〜〜〜〜っても難しいと思うのですが。
毎週土曜日にお店を開けていて、今は飛び込みもOKにしているそうですが、やっぱり完全予約制にして、予約が入った時にお店を開ければ良いのかなと思いました。飛び込みのお客さんが入るのを待つのはかなり難しいし、ちゃいさんの時間も食材も無駄になる可能性もあるからです。
飲食をやってみたい人はたくさんいて、その中でもいきなり物件を借りてお店を始めるのはハードルが高いので、試しに場所借りからスタートしたいと考えている人も多いはずです。だから、オーナーさんに相談してみてはどうでしょうか?
ケータリングは新しい発注先を探している現場が結構多くて、それこそインスタなどのSNS発信をそのまま続けた方が良いと思います。こういうことはやっぱり人との繋がりが大事だと思うので、例えば新しいメニューを考案した際には、友達を呼んで試食会を無料で開催し、SNSや口コミで広げてもらう方法もあると思います。「損して得取れ」という考え方で、先を見据えて投資してみることも良いことなのかな、と思います。