親や先生から、将来の夢や目標を持てと言われるのですが…。
R.N.小道ヘップバーン(17歳 女性)
私は、アニメや漫画、ミュージカルが大好きです。
学校に行って授業を受けた後、バイトに行って帰宅して、マンガやアニメや舞台を見に劇場へ行く、という生活をしています。今の生活がとても楽しいし自分の好きなことをしているときこそ幸せだな、と感じます。
ですが!親や先生からは、将来の夢は?とか、目標を持て、と言われます。この生活だけじゃダメなんですか?まだ何をしたいかなんてわからないし、見つけられていません。私は学校もまじめに通っているし、友だちもいるし、バイトで稼いだお金で自分の趣味をたのしんでします。
(大人たちは)何が気に食わないんでしょうか?アニメや漫画と言っているから、オタクって勘違いされてるんでしょうか?確かにオタクではあるけど、悪いだなんて思ってません!
LiLiCoさん、稲葉さん、私は目標を持たなければダメなんでしょうか?おふたりなら、どうしたら、好き嫌いのことを気にせずに楽しめると思いますか?わたしが気にし過ぎなんでしょうか?
お店のジャンルとか、こういうデートをしたらいい、とか、アイディアがあったら教えて欲しいです。よろしくお願いします。
これ悩み?小道ヘップバーンさんは、アニメとか漫画とかミュージカルがやりたいことじゃないの?
17歳だとそろそろ社会人への準備の段階へ入るから、多少は目標を持っていた方がいいけど、夢って目標なのよ。だから、小道ヘップバーンさんはじゅうぶん見つけていると思う。
アニメも漫画もミュージカルも表舞台に立つことだけじゃなく、例えばミュージカルには大道具さんや照明さん、劇場スタッフ、マネージャーなど一緒に作品を作る仕事もあるしね。
何かに没頭できるって素敵だよ。
小道ヘップバーンさんにとっては、これがやりたいことじゃないの?好きなことを仕事にするって考えられないのかな?まだ17歳だから難しいのかな。
今回、紹介する映画は小道ヘップバーンさんの周りの大人に向けているような映画です。
今回、小道ヘップバーンさんにチョイスした処方箋ムービは、
「gifted/ギフテッド」
日本では昨年11月に公開。監督は 「(500)日のサマー」などを手がけた、マーク・ウェブ、主演は、クリス・エバンスと、かわいすぎるマッケナ・グレイス(前歯ナシ)。
生まれて間もなく母親を亡くした7歳のメアリーは、独身の叔父フランクに引き取られ幸せに暮らしていた。が、メアリーに、特別な才能があることが明らかになっていくことで、ふたりの静かな日々が揺らぎ始める。学校の先生からは転校を勧められたり、メアリーの祖母が現れて、メアリーに英才教育をして天才数学者に育てようと、
ふたりを引き離すべく養育権を巡って裁判を起こしたり…。抵抗するメアリーとフランク。そんなふたりにはさらなるヒミツが…!
小道ヘップバーンさんの周りの大人は、何で個性を伸ばしてあげないのか不思議だし、こんなに素敵なことを17歳ですでに固まっているのに、小道ヘップバーンさんから奪おうとしているの、応援しないのかがわからない。日本は夢を語るとすぐに否定したりとか多いと思うのね。
でも、せっかくここまで好きで知識もあるだろうから。もし趣味は趣味にしておきたいのなら話は別だけれど、夢を叶えたいのであれば誰よりも頑張らなければならないし、失敗も多いかもしれなけど、そこで失敗しても人のせいにしたらダメよ!
【LiLiCo'sチョイス!処方ムービー】
「gifted/ギフテッド」