友達の結婚式で元夫と顔をあわせたくなくて…。
R.N.みんみ(28歳 女性)
私は去年離婚したアラサーです。離婚の原因はイロイロあったのですが、お互いの将来を応援し合おう、と円満に別れたはずでした。
私は、元夫の経営する会社を手伝っており、離婚の半年前に退職しました。離婚後、辞める間際のお給料と退職金が支払われず、連絡をしても既読スルー。労基などを使い、支払ってもらおうかとも思いましたが、年末に共通の友人の結婚式で顔を合わせる予定があって、まだ行動に移していません。
年末に結婚するこの友人カップルは、もともと新婦と私が友だちで、元夫には私が紹介しました。それから夫婦で仲良くしており、離婚後はそれぞれで会っています。
友人カップルの結婚式はとても楽しみなんですが、元夫と顔を合わせると思うと、とても落ち込んでしまいます。友だちカップルに元夫と顔を合せたくないから、と伝えてもよいでしょうか。また未払いのお給料や退職金などに関しては「縁の切れ目」と、流した方がいいでしょうか。
毎日モヤモヤして、友だちの結婚式を心から楽しみに出来ない自分に嫌気がさします。どのように気持ちを切り替えたらよいでしょうか?
よく夫婦で会社経営していたりするじゃない、これやめた方がいいよね。私も元ダンナさんと経験あるんだけれど、解決するまで3年かかったもの。
みんみさん、別れてよかったね。こんなダメな男は!!
結婚式に呼んでくれている友人カップルも、気にしていると思うよ。でも、悪くないんだから堂々と行こうよ!こういう男だった、別れてよかったスッキリ!って思うといいんじゃないかな?
未払いの件は幾らになるのかわからないけれど、無くても生きて行けるのであれば…いや、でも本当は払わなきゃいけにあものだからね。年末に会う前に、もう一回言えば?
そこで、みんみさんにチョイスした処方箋ムービは、
「シカゴ」
日本公開は2003年。トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルを、ブロードウェイの人気舞台演出家:ロブ・マーシャルが映画化。主演は、レネー・ゼルウィガー、共演はリチャード・ギア、キャサリン・ゼダ=ジョーンズ。
舞台は1920年代のシカゴ。ミュージカルスターを夢見る主人公(レネー)は、キャバレーの専属歌手(キャサリン・ゼダ=ジョーンズ)に憧れていた。そんな主人公は、ショーに売り込むという約束を守らなかった愛人と揉め、思わず彼を撃ち殺してしまう。逮捕された主人公は、留置所で憧れていたキャバレーの専属歌手と出会う。なんと憧れの専属歌手は、不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。が、敏腕弁護士(リチャード・ギア)のおかげで一躍スター扱い。主人公も同じ手段でそれ以上の注目を浴びようとリその敏腕弁護士を雇うのだったが…ふたりの殺人者の行方は?
複雑な相談だったので、気持ち的にスッキリしてほしいなと。
主人公は自分中心で考えすぎていて、なんでもかんでも自分中心。みんみさんがそういう人ってわけではないけれど、自分中心で考えると気にしてしまうことってあるけれど、みんみさんが友人の結婚式で元ダンナさんに会うってことは、気にするほどのことじゃないと思う。
そりゃ、会いたくないなぁって人といると、めんどくさいじゃない。でもそういう風に生きていると逆にめんどくさいのよ。
みんみさんには、良い映画を観て、良い歌を聴いて、スッキリしてほしいのよ。
【LiLiCo'sチョイス!処方ムービー】
「シカゴ」