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Jan. 04 2019

question

今のやりたいことが見えなくなってしまいました。

R.N.富士の麓からやってきた渡辺(23歳 男性)

はじめまして。仕事中にAGFをいつも聴いている者です。毎週楽しみでいつも元気をもらっています。
LiLiCoさんに悩みを聞いてもらいたくて、投稿しました。私の悩みは、これからの人生についてです。
私は最近、職場のトラブルにより、今の仕事を退職することにしました。働く人々はスキだったのですが、自分が本当に好きな仕事ではなかったのかな、と思います。23歳にして、今のやりたいことが見えなくなってしまいました。
これまでの人生は、自分の好きな道をひたすら走り続けており、どんな辛いことが あっても、逃げずに進んで来られました。それはやっぱり、自分がスキなことだったから続けて来られたのかな、と思っています。
今は仕事も失い完全にやることのない状況なのですが、LiLiCoさん稲葉さんが、今のような自分の状況だったら、何から始めますか?おふたりが今の仕事を選んだキッカケなど教えていただけたら幸いです。

LiLiCo's Answer

渡辺さん、上司からセクハラ受けていたそうで、趣味のラグビーでも怪我をしてしまい、職場に迷惑をかけてしまったとのこと。でも、今は色々な人に話をして前向きになっているそうです。
パワハラってその上司を辞めさせることってできなかったのかしら?何かちょっと仕事上のミスとかから、ハワハラを受けちゃったのかな?
でも辞めたのであれば、今から渡辺さんにとって好きなことや楽しいことを探してみたらどうかな?外に出て自分の興味があることを探してみたら?例えば車とか運転が好きであれば、ドライバーだったり、絵を描くのが好きであれば、デザイナーなんて道もあると思う。
それに今の時代の若い人たちは、なんでもある時代だからラッキーだと思うの。例えば芸能人だったら、昔は地上波のテレビかラジオしかなくてそこに出るのは狭き門だったのが、今はBS、CS、ラジオ、インターネット、YouTubeとか何でもあるよね。 今やることが無いって思う状況は、パワハラ上司に疲れちゃったのかもね。今は「あーめんどくさい!」ってなんていて何をしたらいいのかわからないんじゃないのかな?
でも、本当に何もしないで一週間ぐらい過ごしたら、何もしないことがイヤになっちゃうはず。外に出て自分が何が好きなのかとか探してみるのがいいと思う。まだ23歳だし、社員じゃなくてアルバイトから試しに働いてみるやり方もあると思うし。外に出たり、テレビを見たり、ラジオを聴いたり、好きなものを探してみたら。楽しいなって思ったものには、ちゃんと裏でそれを作っている人がいる。そんなに焦って正社員にならなくても生きていけるよ。まだ若いんだしね。

そこで、富士の麓からやってきた渡辺さんにチョイスした処方箋ムービは、
「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」
日本公開は2015年。監督・脚本を務めた、ジョン・ファブローが主人公の、腕は確かなのに大人げないシェフのカールを演じる。
ロスの一流レストランで総料理長を務めるカール(ジョン・ファブロー)は、メニューにあれこれ口を出すオーナーと対立し店を辞めてしまう。そんなときマイアミを訪れたカールは、絶品のキューバサンドと出逢う。そしてフードトラックを譲り受け、マイアミからロスまでの、究極のキューバサンドを売る旅がスタート。
この旅でカールはあることに気づいていくのだった…。
この映画、口を出すオーナーがダスティン・ホフマンだったり、ワインに詳しいホール係がスカーレット・ヨハンソンだったりして(またスカーレット・ヨハンソンが色っぽい)、お色気ムンムンのところがあれば、メキシコからマイアミを旅するなどロードムービーになったり、たまたま出会ったことに影響されることがあったり。
「一度すべてを手放したとしても、またそこから始めればいい。」ってセリフがあるんだよね。 ツイターの使い方をよく知らなくて、文句を書いたらどんどん広まっちゃって、でも逆に息子はSNSを駆使して、フードトラックを宣伝して行くところ行くところで人がどんどん集まっていく。
家族や仲間など色々なことを描いている映画です。
渡辺さんも友達の中に好きなことで輝いている人がいるかもしれないから、そういった人たちからアドバイスをもらってみて。確かに楽しいと思って入った道でも、イヤなことはあるけれど渡辺さんにはアンテナを張って、やりたいことや楽しいことを見つけて欲しいです。

【LiLiCo'sチョイス!処方ムービー】

「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」


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