男性と人として仲良くなれないんです。
R.N.かなで(27歳 女性)
私の悩みは、男性と人として仲良くなれないことが増えた、というものです。
というのも仕事やプライベートで知り合って、人としてステキだな、仲良くなりたいな、と思う人がいても、最終的に相手から体を求められてしまいそこから仲良くなれないんです。話や趣味が合ってお友だちとして仲良くなりたいなと思っても、最終的にそういう空気になり「またこのパターンか」とがっかりしてしまいます。
そんなことが何度も続き、自分が女であることもだんだんと嫌気がさすようになり、誰かと出会ってもどうせこの人とも最終的には仲良くなれないんだろうなと思ってしまい、交友関係を狭めてしまうようになりました。仕事のつながりだと、結構気まずい思いをすることもあります。
昔は【男女の友情は成立する】と思っていましたが、本当は違うのでしょうか?また【そういう関係】を求められたとき、交友関係を壊さずに上手くかわすコツはあるのでしょうか?そういう目で見られないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
かなでさん、何かそういったオーラが出ちゃっているのかも。自分では気づかなくても、そういういったオーラが出ちゃうっていうのもあるから。それを何とか消す努力をした方がいいかも。例えばミニスカートをよく着るようであれば、パンツスタイルに変えてみたり。やっぱり男性はそういった所で女性の魅力を感じちゃうから。
とにかく客観的に自分を見つめ直して見て。どう見えているのか周りに聞いてみた方がいいし、性格から変えないとどうにもならないと思う。ちゃんとしていればそういう雰囲気に持ち込まないようにできるし、そうならないはず。とにかく意識して行動することが必要かも。
「男女の友情が成立する。」ってことに疑問を持つと、そういう方向に行っちゃうのよ。男女の友情は本当にあるから!
そこで、かなでさんにチョイスした処方箋ムービは、
「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」
日本では2017年公開。主演はアメリカのコメディエンヌ、エイミー・シューマー。
離婚した父親から、幼いころに「一夫一婦制」を否定されたのがトラウマとなり、男性とは一夜限りの関係しか持てないという、こじらせ女子代表のエイミー。独自のルールを作り、奔放な男性遍歴でそこそこのシングルライフを謳歌しながらも、本気の恋には決して踏み込むことができずにいた。
そんなある日、仕事で著名なスポーツ外科医ビル・ヘイダーを取材。すぐに意気投合し勢いでベッドイーン!以来ビルがすっかり本気モードに。そんなビルに戸惑いつつも、これまでの自分ルールを捨てて、真剣な交際に踏み出してみようとするエイミーだったが…!!
主人公は、自分がお父さんに言われたことでトラウマが重なり、普通の恋愛ができない。本当の恋愛をしたいって悩みを持っているけれど、自分がそう決めてしまっているから、ちゃんとした方向に向かえない。主人公は自分のルールで自分を操ってしまっている。例えばウェーターさんが来ただけで「私に気がある」って思っちゃってたりするのよ。
この映画では、相手と話すことをしていないというのが大事なポイント。かなでさんも本気だった人がいたかもしれないけれど、話すことをしなかったことで、見逃していたのかもしれない。「あーあー、またこうなっちゃった」で終わっているのかもしれない。もしかしたらそういう関係になってしまったとしても、向こうはもっとかなでさんと向き合いたいと思っていた人がいたかもしれないよ。
【LiLiCo'sチョイス!処方ムービー】
「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」