母が亡くなり、後悔ばかりを思い出します。
R.N.四葉のお母さん(56歳・女性)
今年の1月に91歳と11ヵ月で母が亡くなりました。
姉夫婦と同居していて、私は徒歩4分の場所に住んでいました。姉夫婦も私もずいぶん面倒を見て来ました。正直、母の世話は結構大変で、イライラすることも多く、母にはしょっちゅうキツイもの言いをしていました。時間も随分費やしたので、晩年は「もう疲れたなあ。解放されたいなぁ。きっと居なくなっても寂しくないなあ」と思っていました。
亡くなった瞬間は本当に「ほっとした」という気持ちでしたが、日にちが経つにつれて自分でも驚くほど寂しくなってきてしまったのです。同時に、「なぜあの時あんなにキツイ言い方をしちゃったんだろう」「なんてもっとゆっくり話を聞いてあげなかったんだろう」と後悔ばかり。悲しくて、寂しくて、後悔で、一緒に行ったスーパーに行くと涙が流れて仕方ありません。姉も同じ気持ちみたいです。
同じような経験をしている方も多いかもしれませんが、皆さんどうやってこの寂しさを乗り越えているのでしょうか?
こういう気持ちの人は多いと思う。私はならないと思っても、ずっといてくれると思っちゃうから、みんなそうなっちゃうのよね。
でも、お姉さんも同じ気持ちで、その気持ちを分かち合えるということは良いことだよね。
存在は居なくなってしまったけど、お母さんとの思い出も大切なので、もっと聞けばよかったという後悔よりお姉さんと思い出話をすることで、お母さんの魂がそばにいてくれると思うので。
そして時間も、四葉のお母さんのことを癒してくれると思うので。