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Oct 18 2024

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鯖サミット 2024 in 美浜

今回は、“サバジェンヌ”こと池田陽子さんが登場!今年で8回目を迎える「鯖サミット 2024 in 美浜」についてお話を伺いました。
「鯖サミット」とは、全国から鯖自慢の産地が集まり、多彩な鯖料理を楽しむイベントです。初めて開催されたのは鳥取県で、2024年の開催地は、福井県美浜町。伝統食「へしこ」を擁する若狭地方が舞台です。10月26日(土)と27日(日)に、美浜の生涯学習センターなびあす周辺の特設会場で行われます。
サバは地域ごとに味が異なり、缶詰や焼き鯖寿司、棒寿司など、さまざまなバリエーションで楽しまれています。今回のサミットでは、26種類の鯖メニューが揃い、その中でも注目すべき料理がいくつかあります。
まず一つ目は、若狭湾で獲れた脂ののった「浜焼きサバ」です。「魚や のむら」の野村浩さんが手掛けるこの料理は、地元で親しまれており、しょうが醤油で食べるのが定番。串に刺して丸ごと焼き上げたこの「浜焼きサバ」は、福井県では「半夏生鯖」としても知られ、7月上旬の農作業の栄養補給として昔から食べられてきました。大野藩の殿様が、農民のために鯖を奨励したことがその始まりとされています。
二つ目の注目メニューは、美浜名物「へしこ」。へしことは、魚のぬか漬けで、福井県若狭地方の伝統的な保存食です。美浜町にある「日向へしこ酵房 日の出屋」が提供するへしこは、80歳を超えるへしこ作りの名人、加藤美樹子さんが手掛けた逸品です。加藤さんは毎年6500本のへしこを作り、完売するほどの人気を誇ります。
彼女のへしこは、有機栽培の米ぬかと自家製の唐辛子を使用し、旨味が引き立ち、辛さが抑えられているのが特徴です。その塩気と熟成された旨味は、ご飯との相性が抜群で、後味もさっぱりしています。加藤さんのおすすめの食べ方は、焼いてご飯に乗せて食べるというシンプルながらも贅沢な一品です。
鯖サミット2024は、10月26日(土)と27日(日)の両日ともに午前10時から開催。全国から集まる絶品鯖メニューを一堂に味わえるこの機会、福井県美浜町で伝統の味を堪能できるイベントです!

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