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今回は11月3日（金）に、アルマーニ / 銀座タワーで行った、公開収録の模様をお届け！
ジョルジオ アルマーニでは、【クロスロード】という2021年にスタートしたプロジェクトがあります。これは「人生の岐路に立たされた際、自らの意思で決断をし、道を切り開いてきた女性たちの物語を語り継ぐプロジェクト」です。
今回、新シリーズとなる第三弾がスタートし、世界各国から6名の女性が選ばれています。その一人が、今回の公開収録に登場していただいた、俳優のサヘル・ローズさん。
サヘルさんは、イラン・イラク戦争下のイランで生まれ、幼いころを孤児院で暮らし、その後、7歳で養子縁組をした養母とともに日本へ。高校から俳優としてのキャリアをスタートし、主演映画『冷たい床』では、ミラノ国際映画祭など、さまざまな映画祭で最優秀女優賞を受賞。また昨今は、舞台の演出や映画監督としても活動される一方、芸能活動以外にも世界中を旅しながら難民キャンプや孤児、ストリートチルドレンなど子どもたちへの支援活動を国内外問わず行っています。2020年には、アメリカで人権活動家賞を受賞。
サヘルさんは、この【クロスロード】のプロジェクトで世界の6人に選ばれたことについて、自分のためよりも母のために選ばれたことがうれしく、また母国のイランの女性達にも思いを馳せ、世界に向けてすばらしいキッカケになったと仰っていました。
そんなサヘルさんが、国内外問わず支援活動を行っているのは、養子先のお母様との暮らしがきっかけ。俳優として下積み生活が長かった中で、やっと仕事も順調になり生活も安定した頃にお母様から「ここからは、世界で置き去りになっている国内外の子どもや大人のために目を向けて。」と言われ、支援活動を始めたそうです。学校を作るお手伝いや、雇用を生むための教育、そして孤児院の設立など、支援の手を伸ばされています。