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今日は、様々な雑誌でご活躍しながら、予約の取れない料理教室・熱血料理教室を主宰している高木ゑみさんに“時間を上手にやりくりして、生活にゆとりを持てる方法について”お話を伺います。

高木さんは、今日、主婦と生活社から発売の書籍『ためない生活』で、家事との上手な付き合い方や、生活を少し変えるだけで余裕が持てる時間術についてまとめています。
まずは、どうしてこのような本を出版しようと思ったのか、お話を伺いました。

「今まで台所に特化した本を書いたんですが、台所はキレイになったり、うまくいったり、料理が上手にできても結局ほかの家事でイライラしたり、気持ちがモヤモヤしてしまったりと、時間に追われてしまう人が多かったので、今回は、台所仕事を楽しむためにはほかの家事を楽しむために他の家事にどうやって時間を使うか、どういう方法でやるのかということをこの本では書こうかなと思いました。」

高木さんがオススメするのは、探し物をする時間をなくそう！
これってどういうことなんでしょう？？

「例えば、私は、ハンカチやティッシュとか、自分のものは自分の部屋というのを決めていたんです。それが普通だと思っていて。
だけど、いつも玄関で、ハンカチ忘れた！とか、ティッシュなくなってた！ストッキング伝線してる！ってなって何度も往復して…。もう玄関の靴箱に、そういうものをまとめておいて。1日に物を探している時間が多いっていう人がいるってよく聞いて、確かにものを探すのって無駄な時間ですよね。それをセットにして指定席にしておくこと、すごくオススメです。」

高木さん流、家事を時短する方法は？

「キッチンタイマーを使って1分間掃除っていうのをよくやっています。全部掃除しようとするとすごく大変なんですが、1分セットして、ピッと押してからやるので、ゲーム感覚で楽しめるんです。そしたら実は、まだ、15秒もある！と思い、使い古した歯ブラシでサッサッと掃除したりしています。普段そこまでめんどうくさいって思うかもしれませんが、あと15秒！！って思うとすごくやる気になれたり…。とってもオススメです。
あとは1分で、このシンクの洗い物をやるぞって。その1分が終わる前にそれを終えるとすごく勝った！って気持ちになる。それで、その後に、もう1分。食器を吹きあげてしまうというのを1分でやるとなると、とっても楽に1分でピッカピカになります。」

高木さんは、そうやって、家事を時短したり、生活の中でムダな時間を省くことで、時間を貯めておくことが大事だとお話しされています。

「とにかく時間を貯めたら何をしたいというと、楽しむための料理がしたいので、そういう時間がほしいからこそ、よしコレをがんばろってテキパキと動けたり、1分の掃除だけやれば、自分の好きなことができるってなりますので、時間はそうやって貯めています。
自分の気持ちにも時間にもゆとりが生まれますので、そうすると、人にも優しくなれますし、とにかくいつもニコニコ笑顔でいられるっていうのが、すごくいちばんかなって思うんです。」