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今回お話を伺うのは、様々な美容雑誌でご活躍、ダイエットエキスパートの和田清香さん。

まず、お正月太りって平均で何キロくらい増えてしまうのでしょうか？

「お正月太りは、お正月の間に太ってしまうということなんですが、1月は新年会で食事をする機会が増えるので、そういった状況を含めて1月全般太ることをお正月太りと言われています。だいたい75%ぐらいの人がお正月太りを経験していると言われていて、4人のうち3人がお正月太りを経験しているそうで、平均で3キロくらい太ってしまうと言われています。」

お正月を含む1月に平均3キロくらいは増えてしまうというお話でしたが、その増えてしまった体重は、どのくらいで脂肪になってしまうのでしょうか。

「食べてすぐに脂肪になるのではなく、食べて脂肪になるまでには3日前後かかります。その3日前後の間に食べすぎた余分なエネルギーが肝臓に蓄積されるので、その間に調整して食べすぎたなと思ったら食事を控えたり運動をするなどで調整すると、脂肪が蓄積せず、また体重が増えずにコントロールできるということになります。1月は、あと10日くらいありますので、その間に自分でコントロールして頂ければ脂肪にならず、脂肪の定着や体重が増えることなく生活することができると思います。生活習慣、食事生活を少しずつ改善していくのがいいと思います。」

お正月太りを解消するダイエット、具体的にはどんなことをして、何を食べるといいのでしょうか？

「高カロリーなものが続いてしまうので、すみやかに元の食生活に戻すことが大事ですし、食べすぎた翌日はお食事を抑えて頂いて胃や腸をおやすみさせて下さい。プチ断食のような状態を作ると、消化吸収がすみやかになり代謝が促進されますので、オススメしています。またむくみ太りは、塩分を排出するカリウムを野菜や果物でとったり、大豆製品、根菜類に含まれている利尿作用のあるサポニンなど、そういうものを積極的にとって下さい。糖質、脂質が増えてそれが脂肪になりやすいので、糖質、脂質を代謝を代謝させる働きのあるビタミンB1、B2をとります。これらが含まれている、レバー、うなぎ、卵、アーモンドを積極的にとっていただくと、脂肪が代謝されてお正月太りを改善してくことにつながると思います。」

ダイエットは辛いということもよく聞きますが、和田さんは、最後にこんなこともお話してくれました。

「やっぱりダイエットは、ただ体重を落とせばいいとか痩せればいいと思われがちなんですが、私はダイエットは自分の心と体を労わることだと思っています。労わることで毎日の食事や運動することをコントロールしていくことにつながるので、そうすると毎日気分良く過ごせることになりますし、そうやっていくと自己管理できることにつながります。ダイエットだけにとどまらず、生き方そのものになるというか、豊かな人生を送れて毎日気持ちよく過ごせることになると思うんです。ダイエットってなんのためにやっているんだろうとか、辛いなと思った時は、今言ったようなことを思い出してみて、自分を労わるというふうに思うと無理なく続けられるんじゃないかと思います。」