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CHOYA NATURAL BEAUTY

May. 19 2017

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初夏のヘアケア

お話を伺ったのは、ヘアサロンBEAUTRIMのトップスタイリストで、幻冬舎から発売されている『女っぽさを作る美髪ケアの基本』の著者である田所幸子さん。

まず、田所さんに髪の毛というのは、男女問わずどんなパーツなのか、聞いてみました。

「髪の毛というのは顔の額縁と言われますが、その人の顔を決めるパーツ。例えばその印象、人と会う時、話す距離によっては全身が見えません。しかし、座って話していても立って話していても上半身は見られます。その中で髪の毛の印象は顔と同じくらいあると思っているので、大事な印象を決めるパーツだと思っています。例えば、朝スタイリングができなくてボサボサだったりすると、艶がないことで疲れて見えたり、老けて見えたりする。若いってすごく艶があるじゃないですか。肌も髪も艶がある。それをできなかったときに逆の印象になってしまうので、髪の艶があるだけですごく元気に見えたり、若々しく見えたりするので、印象としてはそちらのほうがいいですよね。」

今日は田所さんに、ヘアケア製品を変えなくても髪の毛がサラッとツヤッぽくなる3つのテクニックを伺います。
1つ目はシャンプー前にするこんなこと!

「みなさんシャンプーする前に必ず濡らしますよね。ただ濡らすだけではなく、私たちは予洗いといってシャンプーをするまえにお湯の力で汚れを落とします。そして頭皮を温めて血行を良くし、柔らかくして予洗いをする。これは自宅でできるすごく大事なことだと思うんです。やり方としては濡らす時にシャシャッと濡らすだけではなく、シャワーヘッドを頭皮にくっつけた状態でゆっくり全体にまわします。お湯が全体に行き渡るのを感じながら、最低1分程度やってもらえると頭皮も柔らかくなります。これが家ですぐにできる、シャンプー前に出来る大事なこと。ぜひ実践して頂きたいと思います。」

2つ目は、シャンプーをする時に意識することです。

「シャンプーは頭皮のためにすること、リートメントは髪の毛のためにすることと考えたもらった方がいいと思います。シャンプーの時は予洗いをした上で、よく泡立てること。泡を使った状態で頭のてっぺんに向かって指を動かすことが大事でなんです。なぜかというと頭は心臓よりも高い位置にあるので、1日経つとどうしても血が下に下がって血流が悪くなる場所です。でも、みなさん髪の毛が衰えてきたとかボリュームが出ないという時にてっぺんが気になる。頭皮のてっぺんに向かって血を流してあげるイメージでマッサージをしながら洗ってあげると髪の毛の育てることにつながってくると思うので、なるべく上に向かって血の流れを作るイメージで手を動かすのがポイントになりますね。」

最後の3つめは、ドライヤーを使った髪の毛の乾かし方!

「髪の表面の方や顔の周りは乾いているんですが、意外と見落としているのが襟足。どうして乾かさなきゃいけないかというと、乾かさないで寝てしまうと湿気がある分、雑菌が増えたリ強い寝ぐせの原因になってしまうこともあるので、なるべく乾かしてから寝たり、お出かけするのが大事です。髪の毛は根元から毛先に向かって熱が伝わる性質があるので、根元を先に乾かすことで時間短縮にもつながる。実はみなさん、乾かしていたなぁ…と思っていてもそれって乾かしきれていなくて、私は「ピリオドの向こう側」と言っているんですが、余計に1分ドライヤーをかけることで、まとまりとツヤを出すことができます。8割が温風で根元を乾かすイメージで、最後の仕上げを何十秒か冷風を当てるとまとまりと艶を出すこともできるんです。」

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