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Dec. 15 2017
つなぎたくなるような手になるハンドケア
手が荒れやすい、そして、人恋しくなるこの時期に、つなぎたくなるような手になるハンドケア】をご紹介します。お話を伺うのは、トータルビューティアドバイザーの水井真理子さんです。
寒い冬は、どうして手が荒れやすいのかを聞いてみました。
「寒い冬は、皮膚の新陳代謝が気温が下がることで落ちてしまうことがあったり、汗をかく機会も少なくなってくるので皮膚の表面のバリア機能が育たなかったりするんです。なので、特に冬は分泌が少なくなってくることも含めて乾燥しやすくなって潤いが奪われてしまい、他の所に比べてガサガサしたり乾燥したり。手はパソコンを使ったり、洗濯物をしたり、水洗いをしたり、一番使うところでもあるので、そういうところでは一番酷使していますから、乾燥だけではなく肌の潤いが奪われやすいところでもあります。手袋は化繊のものは乾燥しやすいので、内側がシルクになっているような手袋をされたほうが手は荒れにくいんです。ちょっと高級にはなるんですけど荒れやすい方は、手袋の外側ではなく内側にこだわったほうがいいかもしれないですね。」
今日のテーマが【つなぎたくなるような手になるハンドケア】!思わずつなぎたくなる手ってどんな手なんでしょうか?
「やっぱりこれは男性も女性も関係ないと思うんですが、つなぎたいと思うのは柔らかい手。人間の本能としてこの人に触りたい、触れてみたいというのがありますので、柔らかそうな手は握ってみたくなりますよね。見た目としてはガサガサしているとか、ささくれがいっぱいあったりすると、柔らかいイメージがなかったりするので、白魚の手などと日本人は言われますけれども、裏を返すとふっくらしている手は、触ってみたいな、触られたいというのを思わせます。しっとり感かな。しっとり感があることによってジューシーさが出てきて、見た目にも触られた時にもしっとりしている感じが出るのかもしれないですね。」
明日がデートだとか、好きな人に会う!という時、前日でもできるスペシャルハンドケアについても聞きました。
「もし明日、手をピカピカにしたいと思ったら、ボディクリームのようなたっぷり使えるものを使います。例えばお湯に浸かりながら湯気があがっているとことで、それをもみこんで、タオルでふいてお風呂からあがる。蒸気がある方が湿度があって、クリームがとろけてきてすごくやりやすくなる。15分くらいずっともみこんであげて洗ってあげると、しっとりとした肌になります。終わった後に手が柔らかいと感じることができると思います。15分は長いと思いますが、1日前でしたら、そのくらいやったほうがいいですね。本当につないだ瞬間に肌と肌が触れ合った時に吸収されるような柔らかさ。例えばそれが、男性でも女性でもこの日と柔らかいといいうような印象を与えるような、ほわんとした手のひらの印象になってきます。」
最後に水井さんは、手はコミュニケーションをとる上でもとても大切なツールだとお話しています。
「常にみんながコミュニケーションが上手なわけではないので、皮膚から伝わることってあると思うんです。この人強いこと言っているけど、柔らかい手をしているんだとか、気持ちがあたたかいのかなとか。しゃべるだけ、目で伝えるだけではなく、皮膚が伝えることは寒い冬は感じてくることが多いので、手の平で伝えられることがあってもいいのかなって思いますね。昔からお腹が痛くなると世界共通だと思うんですけど、患部をなでてあげること「いたいの、いたいの、とんでいけ?」という言葉がありますけど、手を当ててあげることによって痛みを緩和してくこともありますし、人に心を伝える時にポンポンって背中に手をあてたりとか、そういうことって手のひらでしか伝えることってできないから、意外とコミュニケーションの上級者なんじゃないかなって思いますよね。」
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