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Mar. 09 2018
日本が生んだ天然アロマ“ハッカ”のチカラ!
今日は北海道にある株式会社 北見ハッカ通商の大岩禎さんに、“ハッカのチカラ”についてお話を伺います。
まずは、北海道・北見とハッカの関係について聞きました。
「昭和15年の第2次世界大戦直前の頃、世界の生産量の7割を北海道の北見地方で生産していました。その時のハッカが文化として継承されていて、今の時代もいろいろなものづくりにハッカを使用しています。」
戦前は世界の7割のハッカを北海道・北見で作っていたということですが、戦後は生産量が激減してしまいました。そこで北見ハッカ通商は、現在、香りのいい輸入物のハッカを使用しています。
「輸入したものを国内で精製しています。食品添加物、口に入れてもいいし、薬に使える、そういうことをクリアしたものを北海道で瓶詰めしています。うちはこのエッセンスをベースにハッカ飴、ハッカ豆、ビスケット、馬油と合わせたクリーム、そして清涼菓子をタイアップしているものもあります。清涼感のあるミントフェイスタオル、ウェットティッシュみたいなものもありますし、ハッカに基づいたモノづくりしかやっていませんが、お菓子から、化粧品や雑貨まで。ハッカ楊枝などみなさんご存知かもしれませんが、北海道産の白樺材にハッカエッセンスをしみこませた作った楊枝がありますが、そんなのも販売させてもらっています。」
一番人気のスプレー式のハッカ油の使い方を聞きました!
「いわゆる食品添加物、天然香料です。なので、お菓子屋さんがケーキやゼリーの風味付けに使っている会社もあります。あくまでも食品添加物なんですが、江戸時代、明治時代まで遡ると、ハッカはリラックス効果があると認識されていたみたなんです。今の時代でいうとリラクゼーショングッズの1つとして使うようになっています。今の時期はマスクとか、外側から顎のあたりにつけるだけで、マスクの中のモヤモヤ感がスッキリして鼻の通りがよくなるという意見もあります。ハッカはメントール成分が入っているので、ノドが癒されるんですよね。このような言葉も頂戴するのでそういった意味で使う方も多いんです。」
花粉症の人の味方にもなるハッカ油(あぶら)。他には、こんな使い方もあります。
「例えばお魚をさばいた後の臭いを消したいというので、まな板にシュッとかけてお湯で流したらキレイに洗浄されて気持ちよく使えます。あとは、これから梅雨時控えているので部屋干しで臭いが気になる人は、シュッとやるだけでリラックスできますし、花粉症の人は花粉のシーズンには、カーテンにふきつけてすごしているとか。私の使い方のひとつは、車の中に使います。車を運転しますので、長距離を走る、疲れが出てきますよね。その時にシュッと車の中にひとふきして、リフレッシュするために使います。」
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