ALL Good FRIDAY

今日は猫の日ということで、このコーナーでもペットに関連することをピックアップします。
お話を伺うのは、安心・安全！オーガニックなペットフード『Plaiaden』を手掛ける 、メモリー株式会社 代表取締役の中村憲広さんです。

ペットフードにもオーガニックというのがあるですね。どんなペットフードなのか、中村さんに聞きました。

「レイアーデンというのは、ドイツで製造されたオーガニック素材をメインに使った、猫ちゃんとワンちゃんのペットフードです。原材料を大きく3つにカテゴリー分けしていまして、100％のオーガニックの『Bio』、2つ目が『Natural』、3つ目が『Wild』という3種類に原材料をカテゴリー分けしています。100％オーガニックの『Bio』は安心安全の規格証明で、自然から生産管理まで政府の認証によって作られるオーガニック商品です。」

『Bio』はドイツの農家の5％しか生産できない原材料を使った希少価値が高いオーガニックなもの。オーガニックにはこだわらないけど、安心安全なものがナチュラル素材の『Natural』。3つ目の『Wild（ビルド）』は、野生のシカやウサギの肉を使用した自然の恵みが詰まったペットフードになります。
この『Plaiaden』はドイツで作られているということですが、どうしてドイツ製なんでしょうか？

「ドイツはペット先進国と言われていまして、電車やバス、レストラン、ホテルなど、どこにでもワンちゃんが行けるという、ペットと共生するような国になっています。ペット好きの方はそういったドイツがうらやましいと思っていらっしゃる方も多く、そこからドイツにフォーカスしました。ドイツはオーガニックにも優れていますし、モノづくりの大国というところでいろいろなモノづくりに秀でているので、そういった部分も加味してドイツで製造するのがいいのではないかと考えました。そしてペットに関する法律もしっかり整っているんです。ペットを飼うにしても税金を払って責任をもってペットを飼うことだったり、法律として人間が食べられないものをペットに与えてはいけないという食べ物の法律もあります。そういったところから、ドイツで製造するといった取り組みをしています。」

『Plaiaden』は、他のペットフードとはちょっと違う方法でゴハンを作るそうです。

「ドライフードとウェットフードは従来もありまして、他にはおやつやベジグルメというお野菜のふりかけなど、幅広く展開しています。今までのフードメーカーさんと違うのがギフトとしても使えるという展開をしています。私たちは、ウェットフードやドライフードやお野菜を混ぜて、【ミックスフィーディング】と呼ばれる給仕方法で、より本来の食事に近い手作り食感覚であげていただけるような食事のスタイルを提案しています。生ものですので、より自然に近いかたちで食べて頂いたり、人間でもそうですが、毎日同じものを食べていると栄養が偏ったりアレルギーの原因にもなるります。そこでいろいろなメニューでローテーションさせて食べて頂いたりしています。そこから食べることが好きになる、食事の楽しみも知って頂けるということで、いろんな食を混ぜ合わせるような提案をしています。」

最後に、飼い主さんはどんな思いで『Plaiaden』を選んでいるのかも聞きました。

「食事にとってもこだわっていらっしゃる方、食べることは生きることというポリシーを持ってエサをあげる方が利用者に多いですね。ペットは食べるものを自分で選べないので、飼い主さんが自分でいいと思っている物をあげたいという方が多いです。人間は自分で食べ物選べるんですが、ペットは飼い主さんから与えられたものしか食べることができないので、確認をして大好きなペットにこういういいものをあげたいと思われている方が多いですね。やはり安全な物をあげている安心感が、飼育されている方にとっては心の支えになるようです。ペットは人間と比べて大変短い命なので、せいいっぱい長く生きて欲しいという、後悔したくないという、ペットには安全な物を食べさせたいと思われている方が多いですね。」