June 21 2019
雑誌『veggy』の編集長・吉良さおりさんに聞く最新オーガニック事情。
今日は、このコーナーではおなじみ!日本で初めてのベジタリアンライフスタイル雑誌『veggy』の編集長・吉良さおりさんにお話を伺います。
現在発売中の特集が“デトックス”!!表紙は、片岡鶴太郎さんと日本のヨガの第一人者と言われるケン・ハラクマさんが飾っています。
デトックス特集、どんな内容になっているんでしょうか。
「今までも何度かデトックスの特集はしてきたんですが、心と体、メンタルの深い部分もデトックスできるという特集になっています。春から夏はデトックスしやすい時期。体を軽くしようという意識が出てきて、薄着になるので、冬に隠れていた部分は「あれ?」っと思ったりしますよね。春?夏は割と解毒にいい時期とされています。基本的にはデトックスしやすい食材や食べ方、おうちでできるケアを紹介しています。今回は20代?50代以降の幅広い年代の方に、年代別でお話を聞いています。それぞれが、ミネラルをしっかりとるという話をしてくれています。デトックスする時にいろいろな老廃物を排出する手助けをしてくれるのが、ミネラル。サプリメントならケイ素。これは緑の葉野菜ケールなどにも入っていて、みんなの好きなチョコレート、特にローカカオに多く含まれています。」
さらに、『veggy』では、こんなデトックスもおススメしています。
「今回は、体、ココロ、脳、すべてを三位一体でデトックスするという特集で、食べ物や食べ方は『veggy』で紹介したものや、ケアですとクレイや音。音もいろいろないい音があり、なるべく自然に近い音がいいとされています。アルファーファを促したり、緩めてくれると言われているんです。鳥の鳴き声や田舎に行ったときに聞こえる風の音、木々の揺れる音などそういった音が一番いいと言われています。旅も、自分が向き合えていないことにも向き合えますし、非日常に身を置くことでいろいろ気づくこともありますよね。あとは香りです。アロマは一瞬で脳に到達する香りで、デトックスする作用があります。今回紹介したのは、ヒノキ系、ジュニパーベリーやサイプレスなどですね。」
ここからは、吉良さんが日ごろしているデトックスケアをご紹介!
「日常では、頻繁にクレイを使っていて、クレイのバスに浸かったり、お風呂に入れたりしています。クレイパックもしています。クレイパウダーをお湯やフラワーウォーターなどで溶かし、それをパックする。フェイスパックや首のところまでのパック、体全身のパックなど、気になるところにクレイパックしてラップしておくだけでもいいと思います。クレイは強力なミネラルの塊なので、マイナスイオンとくっついて解毒効果があると言われています。やっぱりツルツルになります。またお風呂に入れているのが最近エプソムソルトが注目されていると思うんですが、こちらもミネラルが凝縮されているので、それをお風呂に入れて浸かることで、皮膚からミネラルを吸収すると言われており、デトックス効果があると言われいます。ミネラル+ミネラル。食べるだけではなく、外側からも取り入れるように気を付けています。」
さらに吉良さん、こんなデトックスもしています。
「なるべく自然に触れるように、土いじりもしています。アーシングと言って、裸足で砂浜を歩くなど、大地を直接足の裏で踏むことが都会に住んでいるとないですよね。それを心がけるています。ハーブを育てたり、お花を育てたりなど、ベランダでプランターを育てるのでもいいんです。土の中には色々な微生物がいます。子供のころは砂場とかで遊びましたけど、大人になるとそういう機会から離れたところにいることが多いですが、私の場合は、土に触るとリラックスというか治癒されているような気分になります。実はふたりめの子どもを妊娠している時に、水ぼうそうになったことがあり、実家に一瞬戻って父の趣味の畑を手伝って自分の食べたいものを育てようと思ったら、次の日水ぼうそうが引いたんです。大人の水ぼうそうは重症になりやすいと言われていますが、それがサーッとひい担です。数日でひいて、これってなんなんだろう!と不思議でした。自然と遠いところで生活をしていて、土に触ることも久々でした。こういったことも自分の中の体験であったりしたんです。」