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Jan. 31 2020
浅草にオープンした、ヴィーガンコンビニ&ファミレス「VEGAN STORE」を紹介。
今日は、浅草にある日本で初めてのヴィーガンコンビニ&ファミレス『ヴィーガンストア』を運営している、global meets 合同会社 代表の鈴木翔子さんにお話を伺います。
ヴィーガンコンビニとは、どんなお店なんでしょうか?
「取り扱っているものは全て動物性を使っていないものを置いている店です。どんな人も気軽に入ってくれるお店と言ったら、コンビニでファミレスかな、というところで作りました。日本のヴィーガン認知の低さを変えたいと考えています。オリンピックも控えてますし、ヴィーガンの認知をどんどん広げていかないと思います。またヴィーガンの認知が低いと、スーパーに行っても野菜コーナーのみになってしまい、何も買えない。その不便さを取り去るとしたら、私がやるしかないかなと思いました。お店にいらっしゃるのは、ヴィーガンじゃない人からヴィーガンの人までと、もう普通です。ヴィーガンの人が多いんですが、立地的には外国人が多かと思いましたが、実際は日本人のヴィーガンの方のご来店が多いです。名前がヴィーガンストアということもあり、ヴィーガンが昨今テレビや多くの媒体で取り上げられているので、「ヴィーガンってなんですか?」といった質問をするだけでいらっしゃる方もいらっしゃって。近所のおばちゃんとかですかね。あとはヴィーガンの食べ物がどういったものなのか、動物性を一切使わないって言っても、もどき料理屋さんなのかなっていうところで、面白いものが食べられるんじゃないかという興味を持たれていらっしゃる方もいます。例えば中には「ヴェガンストアさんですか?」となど、もうヴィーガンと呼べてない方も(笑)」
鈴木さんは橋本病という甲状腺の病気にかかっており、このことが転機となって動物性のものを食べなくなったそうです。
「代謝を上げるためなど、私は自分の体で研究してみようと思いました。代謝を上げるイコール体の中を動かす、腸内を動かすことも弱くなるんです。よく便秘になったり、かなりの寒がりになったり、眠い疲れやすい風邪を引きやすい、免疫力が落ちるなどの症状が出ます。たまたま私の橋本病の数値ですと、高くもない低くもない、症状は出るけど薬飲むまでもないといった症状で、先生に見捨てられたような状況でした。そこで本当に自分で研究したところ、ヴィーガン食を続けていると体がだんだん軽くなっていくというか、疲れにくくなるという感覚と、肌質も変わったり毛穴が閉じていく感覚も感じて、ヴィーガンってすごいなと思いました。その当時はヴィーガンって言葉を知らずに、野菜はすごいなみたいな事があり、私もヴィーガンの食べ物を買うのに困るから作ろうかなと考えました。そこでお店を作ったんです。自分の買い物が面倒くさいと感じるように、買い物に行っても買えない人たちが同じようにいるのを知って、なるべく早急に作ろうと決心しました。」
ここからは、お店の人気アイテムをご紹介!
「ジャンクなもの、不摂生なものが売れます。普通の食事をされている方にとって、ケーキは時々、自分へのご褒美になります。ヴィーガン向けのお菓子が売っていないので、そういった普通の生活で口に入れられるものにヴィーガンの方々は飢えているんです。お店を入ってすぐのレジ脇にホットスナックコーナーがあ理、フランクフルト、ハッシュポテト、グルテンフリーのソイミート唐揚げを出しています。あとは、ちまきです。会津自然塾のお米でおばちゃんたちが、1個1個一生懸命作ってくれた4種類のちまきを置いています。もち米も有機でお塩とオリーブオイルだけの味付けで、笹の香りがしておいしいんです。」
さらに、ファミレスの人気メニューも聞きました!
「レストランについては、どんなヴィーガンでも普通の人でもなんでも食べられる、グルテンフリーのメニューが1つ2つというよりも、垣根を取り払って一番フラットな状態にした、グルテンフリーでゴクン抜きという規定を作りました。ヴィーガン牛丼、ヴィーガン豚キムチ、ヴィーガンしょうが焼きなどです。ヴィーガンの店なので、ヴィーガンでつけなくてもいいとは思うんですが、つけないと「ヴィーガンじゃないんですね」って言われたりもするんです。今はたぶん世界初なんですが、卵の生の黄身の開発に成功しました。様々な卵液が海外にはあるんですが、思いっきり生卵の黄身です。この前、普段ヴィーガン食を食べていないシェフの方に食べていただいて、「うわっ!卵よりおいしい!!!」と仰ってくださいました。」
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