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CHOYA NATURAL BEAUTY

Mar. 13 2020

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無農薬野菜も楽しめる『オーガニックロッカー』をご紹介!話題の花春巻も!

今日は、東京都墨田区の本所吾妻橋駅からすぐのところにある、オーガニック野菜の販売をしながら創作料理も頂ける『オーガニックロッカー』をご紹介します。 お話を伺うのは、オーナーの谷口ひでさんです。
こちらのお店はオーガニックをもっと簡単に、そして自然な暮らしをお手軽にするということを、様々な要素でアプロ―チしているお店なんです。
オーガニックな野菜を買うことができるんだけど、販売の仕方がユニークです。 なんと無人販売をされています。

「オーガニックの物は高いと思っているけど、それはたくさんの人が介するから高くなるんです。うちの場合はオーガニック野菜の無人販売所なので、農家の方が直接送ってきてくれたものをスタッフが棚の中の入れます。販売員がいない状態で、お客さんが好きな時に来て好きな時に買ってお金を入れて帰るという、田舎にある野菜の無人販売所の東京版にデザインし直したのがオーガニックロッカーの特徴の1つです。もう1つ、オーガニックというのは農家の人を応援していく段階なので、例えば農家さんが東京に来てマルシェを開く。営業に行って扱ってもらいたい。みたいな時にみなさんお金をかけてくるんですが、そんなにプラスにならないというのを聞きました。僕たちは東京の浅草でマルシェを毎日やっているので、そうすると農家さんが来るお金もかからない。それで、東京の人たちがいっぱい買ってくれたら農家さんはオーガニックの物をもっと作ろうってなりますよね。マルシェの代行が1つ入っているっていう。」

お店の写真を見ると、野菜が冷蔵庫ではなく木の箱でできた、木のロッカーに入っているんです。実はこのロッカーすごいんです!

「福岡県の大川市にある日本の家具の産地があって、そこの20社集まっている大川社中というトップの技術集団がいるんです。その人たちがコラボレーションで作ってくれたものです。ロッカーはウッドサークルさんという。大川社中のメンバーの特殊の加工会社が作ってくれたんですが、そこの技術で中に鉄分が入っていて、中にお野菜を入れておくと保存性が高まるということが分かったんです。それを実際にやったら本当に保存性が高まったので、ですので災害の時に冷蔵庫がなくてもお野菜が長く持つかもしれないですよね。大川社中のメンバーがいたからオーガニックロッカーはできたんです。半年間レモンを置いているけど、まったくカビないで中がジューシーなまま保存出来ているということ、普通の常識では考えられないです。大手の食品メーカーさんが見学に来ますが、驚いています。ですから「鉄分の水溶性の二価鉄があればできますよね?」と言うんですが、それは「理論上分かるけど。できてるの!?」となります。「できてますよね?」というと「できてるね!」となる。ここに来ると分かるけど「臭いがないね」、「花粉症もやわらぐね」と。それは、このすべてに特殊な鉄分の加工をかけているからだと思います。」

イートインでの人気メニューは、主婦の方が考案した花春巻き!

「家庭料理としてお料理して食べるお母さんのような味。毎日食べられる“エブリデーフーズ”と言います。毎日食べられるお野菜での野菜料理や、お肉と混ぜて一緒に新しいメニューを作るなど、そのために奥にイートインがあります。花春巻きは、アンケートをとったところ、お母さんたちは、お弁当に、お夕飯にあと一品欲しいと思っているようです。で、食卓って華やかな方がいいですよね。今、日本はエディブルフラワーという食べられるお花の生産が上手な人が多くなっていて、この人たちのものを活かして、生春巻きの中にきんぴらゴボウなどを入れて、ライスペーパーで巻いて食べる。レイスペーパなので、うっすらゴハンなんです。僕たちはそういうメニューを作って、例えば誰かのパーティに持って行くとか、お弁当にいれたり、食卓に華を添える時などに良いてすよね。これは家の主婦のシェフが作ってくれたんです。主婦シェフの考案なんです。」

東京でオーガニック野菜を無人販売、野菜が腐りにくい木のロッカーの開発、さらに花春巻きの考案。いろんなものを生み出すオーナーの谷口さんが大事にしている思い、どんなことなんでしょうか?

「オーガニック化をはかるとか、プロジェクトをすすめようとした時に、私はENJOYのJYOと掛けて“JOY筋”と呼んでいるんですが、JOYは筋力と近くて楽しむことと考えています。子供の頃はなんでもおもしろかったですが、JOYも筋力と一緒で衰えると思うんです。ですのでJOY筋っていって鍛える必要があるんです。だからいろんなことをおもしろがっているんです。もちろん課題はあります。JOY筋はとある大好きな人から教えてもらったんですが、いい言葉だなと思って、いつでも頼もう、面白がろうと思っています。このお店を開発する時も、よく売れるかどうかっていうそういう考え方をしますが、本当のところは分からないですよね。だから、「それ面白いじゃん!」ってやっているんです。誰かが「面白い!」となったら結果として人に伝わって売れるのかもしれませんが、売れるかどうかの前におもしろいかどうかが大切です。それはずっと心がけています。農業は今、大変なことだらけなんですが、彼らは楽しんで農業をやっているので、農業やっている子たちはJOY筋隆々です。JOY筋マッチョですね。どんな状況も楽しみまくって、「すごいです!台風来ちゃって大変です!落ちている場合じゃないです!」って。そういうJOY筋の強い子たちが農業やっているんですよね。」

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