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Sep. 04 2020
廃棄される花や茶葉や使って天然素材で作られる“ソイキャンドル”『sheep』
今日お話を伺うのは、sheepデザイン株式会社の代表の山川立真さんです。山川さんは、天然成分100%で出来ている“ソイキャンドル”を作っています。
まずは『sheep』の物づくりへのこだわり、聞きました!
「Sheepというのは、天然成分100%で作るソイキャンドルのブランド。ソイキャンドルというのは、ソイというのは大豆油からできた植物由来のワックスなので、化学由来のパラフィンとかっていうワックスに比べてすすが出にくかったり、お部屋側の空気が汚れにくいと言われています。Sheepではワックスもソイワックスなんですが、香りにもこだわっていて、通常は合成の校了を使うことが多いんですが、うちは合成なものではなくて、精油、エッセンシャルオイルという天然の香料、ハーブ、果物、植物とかから抽出したオイルで香りをつけています。精油は、天然のものなので香りが長持ちしないデメリットはあるんですが、体に害がないほうを優先して基本的な素材をセレクトしています。香りは強くはないですし、金額も精油は高いのであまりつかえないんですが、植物やハーブの香りがダイレクトに感じられるのがsheepの特徴かなと考えています。」
一番人気は、“ボタニカルソイキャンドル”という役割を終えたお花をつかったものだそうです。この“ボタニカルソイキャンドル”が誕生したきっかけは何だったんでしょうか?
「そもそも、もったいないとよく思う性格なんですが、基本的にどんな産業でもモノを作る時にゴミや廃棄物は出てしまうと考えていて、作っている本人からしたらゴミなんですが、全然違う目線から見たら宝物っていうことって世の中に存在している気がしています。それは普段から考えていることで、きっかけになったのがキャンドルを作り始めた初期に、知人のフローリストの方が、入れ替えたお花はもうお店で売れなくて捨てるしかなくて、役目を終えたとはいえ元気なものもあるのに単純にもったいないよねーって話した時に、ふとキャンドル入れたらいいかなと思いました。どうせ捨てるなら、もったいないからちょうだいよ、かわいかったらあげるよ、というのがきっかけといえばきっかけですね。」
ここからは、人気のハーブ系キャンドル!
「人気でいうと、今、8種類くらい香りがあります。例えばミント。ミントを朝使う方がいらっしゃっるんです。キャンドルは夜のイメージがあると思うんですけど、わりと朝起きて火をつけて、暑い時期とかお部屋をさっぱりさせてからというかたもいらっしゃいます。灯よりも香りとしてというのもオススメですね。科学的にも言われているんですが、キャンドルはf分の1ゆらぎっていって、人間が科学的に癒される周波っていうのがあるそうなんです。人が炎を見て癒されるのはなかなかないですよね。都会に暮らしていると火を見る機会がなかなか無いので、それがおうちの中で手軽にできるので、そういう時間が必要かなっと思います。特にsheepのキャンドルは、不純物が全く入っていないという天然のキャンドルです。一般的なキャンドルの炎はすすをあげながら揺れる、ろうそくとかもそうですけど。sheepのキャンドルは、風のない無風の部屋で使うと炎がピタッと止まっているくらい揺れないまっすぐな炎があがるときがあるので、そういうキレイなまっすぐな炎を見るっていうのは、なかなか天然なものじゃないと見れないと思います。」
最後は、『sheep』のキャンドルはもちろん、どんなキャンドルも長持ちさせる方法、教えてもらいました!
「だいたいみなさん、点けて消してという何もしない方が多いと思うんですが、絶対に一番やってほしいポイントは、火を消した後に溶けた蝋が溜まると思うんですが、これを捨てることです。1回溶けた蝋は冷えると固まるので、そうすると芯が埋まってしまう。2回目からは火が点きにくくなったり、すすがすごく出ちゃったり、 火が小さくなって気づいたらすぐ消えるとかいいことが本当にないので、必ず蝋を捨てることをすべてのキャンドルでやってもらった方がいいですね。洗面所は蝋が固まるので良くないですが、ゴミ箱とかに捨ててもらえばいいので。もう1つは、燃焼時間が短い方が多いんですが、長く使うためには、燃焼時間は長い方がいいと思います。1回火を点けたら長時間使う事を意識する。なぜかというと、燃焼時間が短いと芯だけ使うイメージでなので、キャンドルは蝋が燃焼のための原料なので、原料使った方が長持ちするけど、短いと芯だけ減らしているイメージなので、円が大きくなるようなイメージで原料をしっかり使う。瓶に入っているキャンドルは端っこまで溶けるくらい長時間使う方が扱うのがおススメですね。」
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