ALL Good FRIDAY

明後日はバレンタインデー。そこで今回は、株式会社BALフランズチョコレート事業部 統括マネージャーの村上陽一郎さんに、オーガニックでおいしいアメリカ・シアトルの『フランズチョコレート』についてお話を伺います。
『フランズチョコレート』にはどんなこだわりがあるんでしょうか？

「フランズチョコレートは、1982年にアメリカのシアトルで創業したチョコレートになります。元々はパティスリーとしてお菓子やケーキなども販売していたんですが、徐々にチョコレートの人気が高まり、現在ではチョコレートの専門店としてアメリカシアトルで営業しております。こちらのフランズチョコレートを世界的に人気にしたきっかけは、アメリカ元大統領のオバマさんがホワイトハウスにいらっしゃったゲストに、お土産としてお渡ししていたというエピソードが挙げられます。このエピソードで使われたグレーソルトとスモークドソルトキャラメル、こちらがフランズのチョコレートが世界的に広まるきっかけとなりました。フランズのチョコレートは、職員が今でも手作りでシアトルの工場で製作しており、材料もフェアトレードのものやなるべく体に優しいものを使っています。アメリカでもオーガニックのUSDAのものや、フェアトレードの基準を満たしたものを多く使用しております。少しでも体に優しいものなど材料としても優れているものを常に探し求めて、世界中のいろいろなものを材料として使っていたり、その都度その都度良いものが見つかれば、アップデートしていくという形になっております。」

おススメのアイテムを聞きました。

「ソルトキャラメル以外にも、張らずにはおすすめのチョコレートがございます。それからトリュフのシリーズになっておりまして、もともとアメリカのチョコレートのイメージは色が派手だったりとか、味がすごく甘いといったイメージを持つかと思うんですが、フランズが作るトリュフはその概念を変えてくれるようなトリュフと思っております。もともとフランがパティシエとして培った経験を生かしまして、シンプルながらも奥深い味わい、見た目もシンプルなんですが、召し上がっていただくと上品な余韻ですとか風味を感じていただけるような味わいになっていますので、こちらもとてもおすすめです。京都ですとか神戸の店舗の方ではゴールドバーと申しまして、中にナッツとキャラメルをふんだんに詰め込んで外側をチョコレートでコーティングした、とても食べ応えのある商品などもございます。ソースも3種類ございまして、チョコレート、キャラメルラズベリーといった3種類になっております。使い方はお好みなんですが、例えばアイスにかけたりですとか、パンに塗ったり、お菓子に使ったり、あとお料理に使ったり、いろんな使い方でとても汎用性が高いものになっています。」

ここからは、お店イチオシのソルトキャラメルについて。

「グレーソルトキャラメル、スモークドソルトキャラメルというキャラメルのシリーズがあるんですが、もともときっかけとしてはフランスの料理人と一緒にお仕事をするきっかけがあり、塩をフランス人の方からいただいて、その塩を何かお菓子に生かせないかというところで試行錯誤がスタートしてます。ソルトキャラメルなんですが、中にキャラメルが入っておりまして、その外側をチョコレートでコーティングし最後にトッピングに塩をアクセントに加えたものになっております。ソルトキャラメルの特徴としては、それまでにフランスではキャラメルと塩を組み合わせたりするお菓子はあったんですが、そこにチョコレートが一つアクセントでこだわったことによって、中にキャラメルが入っていて、その外側をチョコレートでコーティング。上に塩アクセントで加えるということで、それまでのフランスのものとキャメルとは全く違ったお菓子になっているということがポイントですね。こだわりのポイントとすれば、グレーソルト、スモークドソルトという2種類の名前があるように、こちらの商品も2種類展開がございまして、キャラメルは同じなんですが、違いは中のグレーソルトはをダークチョコレートでコーティング、スモークドソルトは外側はをミルクチョコレートでコーティングしてあります。その上に同じような塩がアクセントで入ってるんですが、その塩もそれぞれ使い分けているというこだわりがあります。ダークチョコレートの方のグレーソルトに関してはフランスのブルターニュ産の塩を使い、ミルクチョコレートでコーティングしたスモークドソルトキャラメルはその名の通り燻製をした塩がトッピングされているので、それぞれ全く違った味わいになります。」

最後に村上さん、こんなお話もしてくれました。

「やはり1粒1粒、職人の思いが込められたチョコレートですので、皆様が本当にくつろぎたい時やゆっくりとした気分を味わっていただきたい時、そのお供に使っていただければと思います。チョコレートは気分をとてもリラックスさせてくれたり、その時々の気分に寄り添ってくれるものだと思いますので、ゆったりとした気分の時、皆様がリラックスしたい時などに一緒に召し上がっていただければと思います。やはり私はチョコレートが好きですね。私は仕事が終わって家に帰った時に、あの1粒食べるとすごく幸せな気持ちになれるので、そういった食べ方というか使い方をしてます。チョコレートといえばバレンタインというイメージが強く、冬の季節やバレンタインといったイメージがあると思うんですが、実は1年間を通してその時々の生活に寄り添ってくれるものだと思います。ぜひ日々の生活の中に、チョコレートの時間を取り入れていただければと思います。」