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今日は、小豆のパワーに注目したナチュラルスキンケアブランド『komame』について、株式会社BeansPLUS代表の遠藤海周さんにお話を伺います。
遠藤さんはどうして小豆に注目をしたんでしょうか？

「もともと弊社は、親会社が株式会社遠藤製餡というあんこ屋なんです。あんこ屋と申しましても製餡業をやっておりまして、和菓子屋さんやパン屋さんといったところに、あんこの原料を納めるような会社をずっとやっております。今年で70周年目になるような会社なんですが、和菓子屋さんの衰退とともに製餡業もかなり減ってきている中で、小豆だったりあんこという商品にどう新たな付加価値をつけていけるのか。早くからオーガニックの有機のあんこを作ってみたりなどですね。もともとあんこは小豆と砂糖と水だけでできてるので、その当時は。小豆だけが有機栽培で作って持ってきたり、日本には有機の土壌がなかったので新たに、アルゼンチンでしたり、中国、アメリカ北米などの海外で生産してもらったり、持って来たりしていました。その中で砂糖もまだまだ有機の砂糖も、一番最初に持ってきてしまって、農林水産省さんからお叱りを受けたりしました。そういった流れの中で新たな取り組みとして、オーガニックのあんこなどを生産し始めました。今年でだいたい20数年オーガニックなあんこを生産し、新たにあんこでしたり小豆ということで、どんな価値を作り出せるのか実践してきた母体の会社があるんです。」

美容の観点から、小豆にはどんないいところがあるんでしょう？

「小豆から出るエキスには、いろいろ抗酸化作用があったり、カリウムを豊富に含んでいたりということで、非常に美容にも使えるということが、長年の研究の中ででわかってきました。新たにそういった豆をベースとして、あんこではなく、そういった原料を使って、例えば美容に関するものに転換できないか考えました。新たな豆でしたりそういった自然の素材を利用した製品でしたら、お客様にも喜んでもらえるようなものができるのではないかという気持ちで、Beans PLUSと名付けた会社を立ち上げました。『あずき美人茶』というお茶も親会社の方で販売してるんですが、昔は小豆っていうただのあんこの煮汁でしょうといったイメージだったものが、最近ではポリフェノールが多いとか、むくみにいいと言われているなどイメージも変わってきています。各メディアでも取り上げていただくなど、そういった中でやはり小豆というワードを使いたく、読み方を変えて『komame』としました。小豆という意味合いと、やっはり毎日自然派のということで、肌を気にされる方はこまめにお手入れされてる印象もあったので、その意味も込めて『komame』という名前できればと思って名付けました。」

株式会社BeansPLUS化粧品事業部のマリコさんには『komame』のオススメアイテムをお伺いしました。

「私達の一番のキー商品となるのが、『komame』の『スキナブルエッセンス』という保湿液になります。こちらはオールインワンとしても使っていただけますし、化粧水や美容液としても使っていただける商品です。夏など暑い日には、オールインワンとして使っていただくのがおすすめで、テクスチャーは少しトロッとした感じがするんですが、顔に全体に伸ばしていただきますとスーッと浸透し、最後はサラッと仕上がります。通常の保湿液は、たくさんつけると顔が重たくなるような肌が息苦しいような感じがするんですが、こちらの商品は仕上がりも結構サラッと仕上がるので、その後つける化粧品やメイクアップ商品などの使用を邪魔しない製品なってます。保湿ということで、さらっと仕上がると少し心配になるかもしれませんが、こちらのメインが保湿効果なんです。そもそもこの保湿液に使われている主成分が、『あずき美人茶』で使われているあずきエキスと同じエキスを使っています。うっすらと小豆色をしているのが、小豆エキスになります。　」

3月に発売されたばかりのクリームもあります！

「処方を組むときに私が気にしたことは、自然に綺麗になっていく化粧品という点です。毎日安心して使っていていただいて、ふと思ったときに肌が良くなってると思えるような化粧品でありたいと考えています。そこでどんな原料を使うか精査していた時も、メインはやっぱり保湿で、小豆はもちろん北海道産の白樺樹液を入れています。この白樺樹液ですが、こちらはかなり高級な原料なんです。“森の看護師”とも呼ばれていまして、こちらを使うことで原価割してしまうのではないかというぐらい、たっぷり入れさせていただいて、小豆と白樺樹液で保湿をしっかりとつけようと作りました。プラス優しく炎症を抑えるような成分も自然原料を使っていまして、今回は99%植物原料で作られたクリームになっています。使用感としては『スキナブルエッセンス』はつけた後にしっとりその後スルッとサラッするということが特徴だったので、テクスチャーがホイップクリームのようになっており、小指にとって広げると、何かふわふわとした感じで全体に伸ばせます。とても気持ち良い仕上がりになっているかと思います。」