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Apr. 30 2021
CHOYAの『手作り梅しごとキット』
今日は、『チョーヤ おうちで 手作り梅しごとキット2021』をご紹介します。お話を伺うのは、チョーヤ梅酒株式会社 通信販売・蝶矢庵の山本侑加さんです。
まずは、山本さんに“梅しごと”についてお話を伺いました。
「まず、そもそもその梅仕事という言葉なんですが、梅仕事が旬真っ盛りの梅の実で自家製の梅干であったり梅酒、梅シロップを作ることを言います。梅雨の語源で梅の実が熟す頃に降る雨という説があるんですけれど、梅雨の到来が梅仕事のシーズンの訪れの合図になっています。梅を実際に目で見て、香りで季節を感じさせてくれるのが梅を作る手仕事なので、年ごとに異なる季節の訪れであったり、天候というものを楽しんで作る喜びや食べる喜びを味わっていただくのが、梅仕事の醍醐味なんです。チョーヤは、長年、梅酒に携わっておりまして、やはり梅酒というものは日本人が生み出したお酒であり、それを皆様に知っていただきたいという思いがあります。また梅仕事がそもそもどういうものであるか、梅仕事に興味はあるけれどもよくわからないという方にも、手軽に始めていただけるようなキットを作りたいという思いで、このようなキットをご用意しております。毎年種類を変えて、今回はかなりバージョンアップして、史上最強という形でチョーヤから出してるいます。今年は本当に楽しくいろいろな食材で、世界でたった一つの梅酒を作っていただくために素材などにも徹底的にこだわっております。全部で10通りの組み合わせの中からお好きな組み合わせを選んで、自分好みの梅酒や梅シロップをお作りいただけるようなキットになっております。生産地の和歌山でしかなかなか手に入らない梅希少な梅を3種類ご用意してまして、お酒も3種類、フランス産の高級なコニャックやブランデーなど、こだわってご用意しております。また初心者の方でもすぐに使っていただけるように、梅酒梅シロップをつける保存瓶、それが付いたセットもご用意しておりまして全部で10通りの組み合わせになります。 」
チョーヤと言えばやっぱり梅!梅のこだわりについて伺いました。
「まず1種類目が特別栽培された南高梅なんですけれども、こちらは桃のように柔らかく甘い香りが特徴の梅です。梅の中でも最高品と言われる和歌山県産の南高梅を使っております。なぜ特別栽培の梅なのかと言いますと、有機率100%の堆肥を使用していて、使用する農薬の量も通常の半分以下に減らした特別栽培の南高梅になってます。チョーヤでは、南高梅の中でも特に肉厚で皮が薄くジューシーな果汁がたっぷりと入っている4Lサイズと言われる大きいサイズのものを完熟する少し手前に手で摘んで、36時間以内にお届けをするものがまず一つ。二つ目が、パープルクイーンという梅になるんですが、梅シロップ作りに最適な梅としてご用意してます。小さな赤い小梅なんですけれども、漬け込んでいただくと、甘酸っぱいさくらんぼのような香りがします。またロゼワインのような透明感のあるピンク色に仕上がってくれる梅で、シロップ作りにオススメしている理由はパープルクイーンが熟成期間が長くなってしまうと色素の成分が梅の果肉の部分に吸収されてしまうので、短い期間で仕上がる梅シロップでのご使用をチョーヤからオススメしています。赤色になる理由は、ブドウやブルーベリーなどにも含まれているポリフェノールの一種で、アントシアニンという成分があるんですが、この成分は健康にも良い成分でして、これがたくさん含まれています。お子様にもアルコールが入っていないので、飲んでいただいても大丈夫な、楽しい美味しい梅シロップになっているかと思います。3種類目が今回チョーヤでも初めてご用意する梅でパープル南高梅という梅です。かなり希少な品種で、多く出回らない品種になります。一番最初にご紹介した南高梅よりもフルーティーで豊かな香りと、仕上がりがほんのり赤色になるのが特徴です。皮が少し硬いので梅酒や梅シロップとして漬け込んでいただくのがおすすめの梅になります。」
梅酒キットのお酒のこだわりについても伺っています。
「お酒に関してもやはりチョーヤは本気を出しておりまして、梅に合うお酒も3種類今回ご用意しました。1種類目がV.O.というブランデーになるんですけれども、世界中のお酒の中からチョーヤが選び抜きました。熟成の梅酒用のブランデーになるんですが、果実のお酒です。まろやか仕上げてくれるブランドになります。こちらは熟成させるほど味わいが深くなっていきますので、付け込んでいただく期間が長くなればなるほど、違いが出てくるかと思います。ブランデーでの定番の梅酒のが出来上がると思います。二つ目がゴデガストロームという、フランス産の高級なドライコニャックです。梅酒といえばもともと食前酒を食事の前に楽しまれることが多いかと思いますが、お食事の最中でも梅酒楽しんでいただけるように、こちらを選ばせていただだきました。一般のコミックよりも少し軽く辛口でドライな風合いです。あとはオレンジのようなフルーティーな味わいがするので、梅酒作りにもぴったりのお酒になります。で、3種類目はホワイトブランデーと呼ばれるものでして、ゴデアンタークティカとかというお酒です。ホワイトブランデーという名前がついてる通り、氷のように透明なブランデーです。漬け込んでいただくと、琥珀色の茶色の綺麗な仕上がりになるんですけれども、この透明なブランデーを使うと綺麗な梅の色が出てくれるので、今回この梅酒キットでは、パープル南高梅との組み合わせになります、パープル南高梅の綺麗な赤紫色を引き立てるために、チョーヤが選んだブランデーです。仕上がりも楽しく見ていただけるかなと思いますので、こういったところにもチョーヤのこだわりが光っているかなと思っています。」
最後に山本さん、こんなお話もしてくれました!
「やはりおうちで作ることの楽しみとして、珍しい梅やお酒を使って自分の好みの分量や、寝かせる熟成の期間で、本当に自分好みの世界に一つしかない梅酒や梅シロップを作れる楽しさがあると思います。また、漬け込んでいただいた梅酒やシロップが、日々変化していくので美味しくなっていく姿を見つめて育てる楽しさも感じていただけたらと思います。おうちでのご家族やお子さんと一緒の梅仕事は、本当に印象に残る思い出になるかなと思いますので、思い出作りとして梅に触れていただいて、毎年のこの季節の楽しみにしていただけると、嬉しいなと思っております。ご家族だけはなく、ひとり暮らしの方でも新しい趣味のような感覚で梅仕事を始めていただいて、梅を育てて熟成させる楽しさを体感していただき、毎日の楽しみを味わっていただきたいです。本当にだんだんと愛着が湧いてくると思います。梅の下準備は、へたを取ったり実を拭いたりと一粒ずつ作業するのは少し手間がかかるんですが、収穫したての自然の梅の香りに包まれると、本当にほっこりと和むひとときになると思います。梅の収穫が終わって実際にお手元にキットをお届けするのは、ちょうど梅雨の時期になるかと思います。梅雨の嫌な時期でも梅仕事で、おうち時間とても楽しく過ごせていただけると思います。」
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