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CHOYA NATURAL BEAUTY

June 11 2021

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無農薬の新ニンニクをご紹介!

今回は、新潟県燕市にある大原農園の8代目 大原伊澄さんにお話を伺います。
約250年前にできたという大原農園の主力はお米と切り花、そして野菜を育てています。1番の特徴は農薬を使わないお米なんです。

「農薬を使わないお米を始めたのは、先代の7代目なんです。私の親である先代が自分の子供ができたときに、農薬や化学肥料を使わない米を作って、安心安全なものを子供たちに食べさせたいという思いが、きっかけになったと思います。それから口コミで販売するにあたり、お客様から農薬のない安心安全なお米といことで評判になり、そのお陰で現在はお客様と直接販売を行なっています。基本的にお米を育てる際には病気の予防に除草剤などの農薬や化学肥料は撒くんですが、うちの場合は一切撒かずに除草剤を使いません。除草機というものがありまして、それを引っ張りながら歩いて除草したり、出来るだけ草が出てこないようにして、おいしいお米がとれるように除草しています。収穫量は多少は落ちてしまいますが、それよりもやはり農薬を使ってないという安全性を求めて作っています。やはり有機肥料だと思うので、有機物を田んぼに還元して、その分この甘みとかが出やすいと思うんです。お客様には美味しいと言っていただき、お買い求めていただいています。」

このお米は新米の季節になったら購入できるそうです。
そして今の旬は新ニンニク。どんなこだわりがあるんでしょうか?

「うちでは少し早めの5月の中旬から6月の頭ぐらいで収穫をします。収穫方法はそのまま引っこ抜くという方法です。抜きたてはまだ皮が乾燥していないので、皮も緑っぽくみずみずしい状態です。ニンニク栽培の始まりは、お花を作っているハウスを休ませてるときに何か作れないかというところからスタートしました。最初はほんの少しだけで直売所に置いて売ってるぐらいの生産量だったのですが、ちょっとしたご縁ががあり燕市の学校給食におろさないかというお話をいただきました。その時に無農薬で、化学肥料などを使わずに作ったニンニクを燕市の子供に食べてもらいたいと思い、今のような無農薬のにんにくを始めました。薬剤なども使わずにそのまま土の中で自然に育ち、化学物質も含まれていない有機肥料で作っています。お米と同じで、安心安全なものを子供たちに食べさせたいと思って作りました。」

そのこだわりの新ニンニク、大原さんのおすすめの食べ方をお聞きしました。

「生ではさすがに食べることはできないので、蒸したり焼いたり揚げたりして食べるとは思います。個人的な感想かもしれませんが、新ニンニクの時期はそこまで臭いもせず、食べた時の匂いも気にならないと感じています。新にんにくは、ホクホクして芋っぽい感じがします。食べ方としてはメジャーですが、やはりホイル焼きやまたバター醤油で焼いたものが、一番味がわかりやすく美味しくいただけると思いますが、ニンニクの爆弾揚げもおすすめです。皮を剥いて薄皮の状態にしてあとは揚げるだけなんです。少し切れ目とを予め入れておくと、食べやすくなります。塩がおすすめですが、お好きな調味料などをかけいただいても良いと思います。もちろん、何もかけずにそのまま食べても美味しくいただけると思います。」

この無農薬のニンニクを作ったのは燕市の学校給食で出すためということでした。これにはこんな循環的な取り組みがありました。

「給食の話をいただいて、せっかくなら無農薬で化学肥料なしで作るということをコンセプトというか、それに重きを置いて作ったんです。その過程で、燕市のゴミ処理業者さんが扱っていらっしゃる米ぬかや野菜くずなどを堆肥化したものを使って、ニンニクを作れないかと考えました。燕市で作ってしかも肥料も燕市で、学校給食に関してはメイドイン燕市でできないかと思いました。それを学校給食で使っていただいています。」

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