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Apr 8 2022
『veggy』編集長・吉良さおりさんに聞く、最新ナチュラルトピックス!
今回お話を伺うのは、日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌 『veggy』の編集長の吉良さおりさんです。
現在発売中の『veggy』の特集は“DETOX”!どうしてこの特集にしたのかを聞きました。
「春はデトックスにとても適した時季と言われていて、この春にデトックスすることで、1年健やかに過ごせるといった意味も込め、今回の特集は“DETOX”にしました。1年の中で最もデトックスを行いやすい時季でもあるんです。また春や夏に向けてやはり体は軽い方が過ごしやすということもありますし、そういった意味も込めて今回はデトックスの特集にしました。デトックスは老廃物を出すということ。体内の毒だけでなく、心の毒というようなそういった気持ちや、自分の不要な不純なものを出していくということで、決して食べ物や体だけではなく心も対象になり、デトックスには本当に幅広い意味があります。一昔前にデトックスの特集をした時には、スムージーなど軽いものを日常に取り入れるといった感覚で提案をしていたんですが、今回はもう少し心と体のバランスをデトックスしようといった特集になっています。食べ物だけではなく、心のヒーリング、心のデトックというところも少し紹介してます。」
抹茶のケーキが、今号の『veggy』の表紙になっています。これは、今注目の生米を使ったケーキなんです。グルテンフリーもデトックスのひとつということなんですが、生米レシピとはいったいどんなものなのでしょうか?
「私も最近まで知らなかったのですが、SNSなどで人気になった料理家の方で、ご自身の体調を崩されたことがきっかけで、食事療法に目覚め、最初は米粉などを使ってグルテンフリーの料理を作っていたそうなんですが、もっとヘルシーに酸化しない状態で調理ができないかということで、考え出したのが生米レシピなんだそうです。生米を使ってどうのように作るのか、レシピも見てもちょっとピンとこなかったので、今回お願いしてみました。そうしたら本当に美味しくて、普通の米粉で作るよりも生米で作ったパンは質感がモチモチしていて、とても美味しいです。通常の米粉で作ったパンやマフィンは、小麦粉で作ったものと違って、次の日どうしてもパサついてしまうんです。私も米粉を使ったものは、早く食べなければという意識が今まであったんですが、生米を使ったものは数日後もモチモチしていて、食感がしっかり保たれており、これはいいなと思いました。」
ここからは、吉良さんが実践しているデトックス方法です。まずは、美容ケアのデトックスを聞きました。
「やはりクレイです。今回の特集ではバスタイムのところで紹介しています。クレイは、1週間に1、2回取り入れてます。私はお風呂に入れるのはどちらかというと、エプソムソルトや重曹などなんです。エプソムソルトにはデトックスにとても適しています。クレイは基本的にはパックとして取り入れていて、週に最低1回は必ずクレイパックを顔にはもちろん、体の気になるところにも使っています。ブラックソルトは硫黄の香りがして、家でも温泉気分が味わえます。硫黄の香りが苦手な方は、ちょっと…といった感じになるかと思いますが、ブラックソルトは本当に体の芯からポカポカして、硫黄系の温泉に行った感覚がおうちで楽しめるんです。入った後に硫黄の香りがするので、それが嫌な方はハーブでカバーしてもかと思います。これが結構強力なデトックスになるなと思っています。どうしても香りが気になる人には、エプソムソルトなど香りが気にならないものでもいいんじゃないかと思います。私は結構エプソムソルト派です。アロマをちょっと組み合わせてお風呂に入れることをよくしています。」
そして、こんなスナック菓子も!
「自分で作れないという方のために、手軽に毎日取り入れられるスナックや、簡単な主食の代わりになるような商品を紹介してます。ギルトフリーなフムス、ひよこ豆やレンズ豆、雑穀のキヌアなどを使ったものです。フムスはスナック感覚で食べられるような感じなんですが、ベースが豆とシリアル、穀類なので、本当に主食になる感じです。これにサラダを合わせたり、スープを合わせたり、何か忙しいときのランチや朝食には、主食の代わりとしてもOKな感じです。味もとても美味しいので、普通にお菓子やスナックとして取り入れてもいいですし、何かの時のためにストックしておいてもいいかと思います。子供たちも普通に食べますし、大人が食べても美味しいです。サワークリームの味もビーガンで出していたり、チャイブはちゃんと天然のハーブ使っていたりするので、すごく質のいいお菓子です。」
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