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May 6 2022

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オーガニック、ベジタリアン食品を扱うアリサンオーガニックセンターご紹介

今日は、オーガニックとベジタリアン食品の輸入会社、アリサン有限会社のケイ・ベリスさんにお話を伺います。
来年で35年を迎えるアリサンは、様々な国からオートミール、ドライフルーツ、ナッツ、そしてヴィーガンのお菓子など400種類ほどの食材を輸入しています。本社は埼玉県日高市高麗本郷にあり、アメリカ出身のジャックさんと、台湾出身のフェイさんのご夫婦で経営されています。社名の由来はフェイさんが、アリサンとういう山で生まれたことから。

なぜご夫婦で、この日本でオーガニックとベジタリアンの食品輸入会社を立ち上げたのでしょうか?

「なぜオーナーが日本にたどり着いて、この会社を作ったのかという話ですが、ヒッピーのバックパッカーの時代でもあった1980年代、オーナーの2人はもう完璧にヒッピーで、様々な場所を旅をしていて、それで日本に来たんです。日本に来た時に日本の骨董品がとても好きになって、日本の骨董品を外国で販売し始めたんです。再び日本に戻るタイミングで、自分たちでピーナッツバターやオートミールなど、30年前の日本では買えない食品を自分たちのために日本に持って帰ってきてたんです。最初は自分たちや家族のためのものだったんですが、それから周りにいる人たち、特に外国人がピーナッツバターや、外国からのパンを欲しがっていたことから分け合い始め、そして販売し始めたことで、こういった食品が日本でもニーズがあることに気づき会社になったんです。会社自体もとてもオーガニックにできたという感じです。特にオーガニック食材の会社を作ろうという目的で日本に来たわけでもなく、自分のために、そこから友達と分け合ったことで会社になったという感じです。」

アリサンでは、もうひとつの事業として『阿里山カフェ』も経営しています。

「川の横で山に囲まれていることもあり、埼玉県の高麗は結構ハイキングスポットとして有名なんです。東京から1時間ちょっとで来られて、本当に自然豊かなところということもあり、ハイキング目的の方も多いのですが、私達のカフェはメインロードにあるので、通りすがりにカフェがあると言って入ってきてくれるんです。阿里山カフェでいいところは、皆さん結構ベジタリアンであるとかわからずにお店に入ってくれるんです。食べた後にベジタリアンなんだと気づいて、ベジタリアンというものを初めて知ってもらえたり、初めてベジバーガーを食べたという経験など、お客様から沢山伺っていまして、これは私達にとってもハッピーなことなんです。私達はベジタリアンだから肉を全く食べてはいけないというスタンスではなく、週1回肉を食べないであったり、ベジタリアンなどに特に全然興味ない方にも召し上がっていただけることは、とても良いことだと思っています。また、カフェの建物、私達の本社はアメリカの納屋の建物なんです。そんな外観からも、このカフェ何だろうという感じで見に来ていただいています。この建物、オーナーがアメリカのコネチカット州出身で、そちらの方に納屋の建物がいっぱいあるんです。私達は輸入会社なので、コンテナ7個分の木材をアメリカとカナダから輸入して、私達で建てたんです。アリサンのスタッフもペイントなどをやったりして、一緒に建てました。」

アリサン、ナンバーワンのアイテムをご紹介!

「この30年間ずっとピーナッツバターがトップを守っています。アリサンと聞いたら、皆さん多くがピーナッツバターと言ってくれます。私達のピーナッツバターには、クランチタイプと滑らかなタイプの2種類がラインナップされています。アリサンのピーナッツバターには、砂糖、塩、油などは不使用です。これがポイントです。ピーナッツがクラッシュされたものが瓶に入っていて、乳化剤や安定剤なども一切入っていません。ですのでピーナッツをそのまま食べている感じになります。下の方はピーナッツバター、上の方に乳化剤は入っていない油が乗るんです。ご購入いただいた時、最初は良く混ぜないとピーナッツバターにならないんですが、本物のピーナッツバターです。パンにのせてトーストをして食べるのが、一番簡単な食べ方ですが、その他にピーナッツバタークッキーなどのお菓子作にもとても合うと思います。私の場合アイスクリームの上のトッピングとして載せたりもします。家族で1週間でワンジャー食べてしまう時もあります。キッチンで、ピーナッツバターのジャーからそのまま食べています。」

さらに、最近人気は大豆ミートではなく…???ミート!

「最近は大豆ミートよりオムニミートが人気です。大豆ミートは料理をする時に、1度水につけてから料理をするステップがあるんですが、オムニミートは本当に普通の挽肉のような感じで、解凍してひき肉のように料理できるプラントミートなんです。ですので最近はこちらのオムニミートが流行ってます。オムニミートは自分で味付けする感じです。ですので、私が一番簡単に使ってるやり方は、パスタのトマトミートソースを作るときにオムニミートを使っています。ひき肉のように解凍しクックしてその後にトマトソースを加えて、それをパスタに乗せます。展示会でオムニミートの試食を行った時には、皆さん肉ではないということに本当にびっくりされていました。大豆ミートは大豆だけをベースにしてるプラントベースミートが多いんですが、オムニミートはえんどう豆や椎茸、お米、大豆をベースにしてるので、その点が大豆ミートとの違いかと思います。」

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