今回ご紹介するのは、1年前にもご紹介した、山形県東置賜郡川西町でご夫婦で経営されている浦田農園さんで収穫される枝豆。今年、2023年の枝豆の出来具合は?ということで、浦田農園の浦田優子さんにお話を伺いました。
今年は各地で猛暑が続きましたが、浦田農園がある地域は、昼間は暑くて夜が涼しく、熱帯夜にならないような気候。朝は朝霧ができるような場所でもあり、作物が昼間に作った栄養を夜に無駄にせずに済むため、その分味も美味しくなるそうです。そして「美味しくなれ~」と念を送りながら育てているとのこと。
しかし、梅雨は雨がしっかり降ったものの、夏の間は雨が降らずに猛暑続き。豆のさやもなかなか膨らまず、収穫量の予測もつかなかったそうです。広い畑ということもあり水撒きもなかなか難しい中、天に「お水をください」と拝む日々が続く中で、今年の枝豆も美味しくできありました!
黒五葉という黒豆の枝豆の収穫を終え、食べたところしっかりとした甘さがあり、味がギュっと詰まった枝豆になっているそうです。香りがいい秘伝という種類の枝豆も華やかな良い香りに。調理方法は至ってシンプルに、茹でるだけ。これが、浦田農園の枝豆を美味しく味わう調理法だと、優子さんがおっしゃっていました。
去年、このコーナーで枝豆を紹介した後すぐに購入したお客さんから、今年は早い時期からお問合せがあったそうです。今年の枝豆は、天候の影響で収穫してみて初めて収穫量がわかるため、最終的な量は今のところ不安定な状況とのことですが、現在オンラインでも枝豆の予約を受け付けていらっしゃいます。