今回、お話を伺うのは日本初のベジタリアンライフスタイル雑誌『veggy』の編集長、吉良さおりさんです。
現在発売中の『veggy』のテーマが【美臓活】。
体調を整えるために各臓器を見直す「美臓活」が流行中です。臓器の機能を高めることで免疫力が上がり、病気予防に役立ちます。特にストレスや食べ過ぎ、低気圧時期などで臓器が疲れている人が多いですが、健康な体なら多少のだるさも克服できます。
特集では、九州のクリニックで総合内科医を務める女医である内山葉子先生が臓活について語っています。臓器の機能を向上させるためにまずデトックスが重要だと指摘。臓器に蓄積した不純物や未消化物を除去しなければ、正常に機能しないとおっしゃっています。フィルターが詰まっていては、体が必要な栄養を吸収できないためです。また、食生活や生活習慣の見直しも重要と強調。肌のケアと同様に、体内もピュアな状態に保つことが大切とのこと。
吉良さん自身も美臓活のために、デトックスに有効と言われる小豆を積極的にとっているそうです。小豆は邪気払いとしても重宝されていて、季節の節目に小豆を使う習慣があるそうです。小豆は体内の余分な水分を排出し、むくみ取りにも効果的。小豆カボチャなどの料理もマクロビオティックで習うレシピの一つなんだそうです。
食べ物以外では、自分の感情をコントロールできるように努めているという吉良さん。心が弱っていると些細なことでも苛立ちますが、他人を変えられないからこそ、自分をコントロールすることが重要。瞑想やヨガ、ジャーナリングで自分と向き合う時間を持つことが大切で、内観や感情の客観視が助けになり、特にジャーナリングは自分の感情を理解し、整理するのに有効なんだそうです。