今回は岡山県岡山市で有機野菜を栽培している、「さいとうファーム」代表の齋藤博さんにお話を伺いました。
さいとうファームでは、50品目、80品種の季節の野菜を作っています。今の時期はズッキーニが9種類で、丸いもの(黄色と緑)、円盤型(黄色、緑、白)、そして一般的な長細いズッキーニ(緑、黄色、緑と黄色に白い筋が入ったもの)です。味に大きな違いは無いそうですが、見た目のバリエーションが料理や飾りに面白さを加えるため、さまざまな種類を栽培しているそうです。
また、サラダ用のかぼちゃ「コリンキー」、ジャガイモ(男爵、メークイン、きたあかり、紫色のシャドークイーン、赤色のノーザンルビー)も栽培。来週からはナス、ピーマン、唐辛子、インゲンも収穫できるようになる予定だそうです。
有機無農薬で作物を育て、害虫は手で取り除くという野菜作りをされていますが、今年は里芋については油断している間に葉が幼虫に食べられてしまい、今年は収穫が難しとのこと。葉がなくなると光合成ができず成長も遅れるため、今年の里芋の収穫は期待薄だそうです。
ズッキーニ、コリンキーの食べ方を伺ったところ、ズッキーニは食材そのものの味を確かめるため調味料は多く使わないそうで、シンプルにオリーブオイルで焼いて食べたり、豚肉と一緒に炒めてオイスターソースなどで味付けするなど、いたってシンプルな調理法。コリンキーは生で食べることが多く、サラダカボチャとして人気。歯ごたえが良く、浅漬けなどでも楽しめるそうです。