今回お話を伺うのは、パクチー大好きな、パクチーボーイこと管理栄養士のエダジュンさん!
エダジュンさんは、料理研究家として様々なメディアにご出演されていて、合計24冊のレシピ本を出版。さらには社員食堂のプロデュースもされたなど、様々なシーンで活躍中。
5月には新刊『たんぱく質たっぷりやせスープ100』を出版!この本では高たんぱく質なスープがメインで紹介されています。
たんぱく質豊富でカロリーが300kcal以下、糖質が10g以下なので、ダイエットに最適。たんぱく質は筋肉を作り代謝を上げ、脂肪燃焼を促進し、太りにくい体を作るメリットがあります。また、腹持ちが良く間食予防にもなります。ただし、たんぱく質だけでは腸内環境が乱れる可能性があるため、野菜も一緒に摂ることをエダジュンさんは推奨。このレシピ本ではスープにすることで食材が柔らかくなり食べやすくなるため、食欲が落ちる夏の時期にもぴったりな内容になっています。
美味しいスープを作るコツは三つ。まず一つ目は、野菜は水から加えて煮ることで甘みがスープに溶け込みます。次に、弱火または中火で煮ることで肉や魚が硬くならず、柔らかく仕上がります。最後に、必ず蓋をして水分の蒸発を防ぐことで、素材の味がスープにしっかりと伝わり、ふっくらとした食感と旨みが残ります。これらのポイントを押さえると、とても美味しいスープが作れます。
おすすめのスープは『鶏むね肉としめじの柚子胡椒スープ』。1人当たり、たんぱく質30.5g、カロリー167kcal、糖質4.2gで、ダイエット中の方にもオススメです。鶏むね肉は塩と砂糖、片栗粉で揉むことで、ぱさつきを抑えることが出来ます。鶏がらスープの素やコンソメは使わずに、仕上げは塩だけ。作り方は、鶏むね肉をそぎ切りし、塩と砂糖、片栗粉でもみ、鍋に水としめじを入れて煮ます。沸騰したら鶏むね肉と柚子胡椒を加え、弱火で5〜6分煮て、最後に小ネギを散らします。他のきのこや野菜を加えてもOK!
『たんぱく質たっぷりやせスープ100』には、アジア料理のスープも豊富に載っています。おすすめは台湾の『しょうがの鹹豆漿(しゃんとうじゃん)』。豆乳でもたんぱく質を摂ることができるので、肉や魚が苦手な方にも最適です。現地の味も生かしつつ、現地では入れていいない生姜をたっぷり加えるアレンジで飽きずに楽しめます。作り方は、みじん切りの生姜1かけ、味付けザーサイ20g、桜エビ大さじ2をみじん切りにし、お酢大さじ2、しょうゆ小さじ1を器に入れ、温めた500mLの豆乳を注ぎ火にかけると、酢と反応して豆腐のような食感になります。お好みでラー油をかけたり、小ネギやパクチーをトッピングしても美味しいそうです。